新年度

3月末締め切りの公募に無事に作品を提出することができたので、久しぶりに晴れ晴れとした気分であります!
やっぱりちゃんと小説を書いて締め切りに間に合わせる、ってことが私の一番の喜びであり楽しみであり元気の素なのだなぁーーと強く感じています。嬉しい!ホントにいい気分。
また次の作品を作る前にはドスーンと低いところまで落ち込むんだけど…でも、この達成感と引き換えなのだったら、それでもお釣りがくるのかも、という感じです。それほどまでに嬉しい。ハイ&ローのマッチポンプってとこですかね。
今回コンペに出したのは東京創元社の「ミステリーズ!」新人賞です。
3月末に締め切りのコンペはたくさんあって、本当は他にもいくつか出そうと思っていたんだけど、めちゃくちゃ不調で…行き詰ってしまってどうしても書けなかったのですが、一つだけでも書き上げられたら自信になる、自分を救える、と思って、わりと無理矢理頑張りました。
最初は、かなり奮い立たせないと動けない感じだったんだけど、書き始めて中盤までくると一気にハイになるっていうか、楽しくなってきちゃって、後は楽に進めるようになる。やっぱり大変なのは最初なんだよね。この感覚を覚えておけば、次はもっと上手に気分を持ってゆけるような気がします。

作品のデキは可もなく不可もなくという感じです。でも、自分の書きたかったことの幾つかをちゃんと書けたことが嬉しくて、それだけでも今回の挑戦は有意義だった。少しだけ自信がつきました。次もミステリ―書けるかも、っていう自信ね。ミステリーを書く時は、他の小説を書く時と頭を使う部分が違うんですが、いつもはうまく動かないその部分が、今回はわりと動きました。

創作モードになると頭の中がそればっかりで、常に気持ちがアサッテになっちゃって、ただでさえ活動的なタイプじゃないところにもってきて、さらに「閉じて」しまいます。創作をするときにこんなに「閉じて」しまうのは私が素人だからだと思うけど、もしこれが資質の問題だとしたらわりとオソロシイな、と思いますね。いろんなことができなくなっちゃうので。
大層なことをやっているわけでもないのにこんなに何もできなくなってたらマズイよ。
マルチタスクをこなせるようになるか(こういうのを「タスク」って言っちゃう感覚は嫌いだけど)、やってることを”大層なこと”に変えてゆけるか。どっちもとてもハードルが高い。でも、やる気はあります。
今は、ちゃんと書き上げられたことで(一時的にでも)元気になってるので、またすぐに書けそうな気がしています。調子に乗って、12月までに10作書くのが今のところの目標。捕らぬ狸になるけれど、エイプリルフールだし、ちょっとデカく出てみた(^^;


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川沿いのしだれ桜。
いつのまにか桜の盛りも過ぎとるやん!…みたいな日々。
こんなんでいいのか、といつも思っています(汗)。