師走も半ばに

あまりにもブログをサボっていて、サボっている理由も書く理由もようわからん状態になってしまってます。ちゃんと書くことにします。自分のために残す記録、としてちゃんと書こう。
ブログ書くのを面倒だと思ってしまうのは、この期に及んでまだ誰かに何か発信しているような感覚が残っているからなんだと思う。そういう感覚がある限り、ここに何かを書くのは僅かに緊張する。ちゃんとしなくちゃ、みたいな感じで。そんな気遣い(?)はもはや不要なんだと本当はわかっているのだけども。
深く考えず、自由にいろいろ記録を残せばいいのだよね。できれば毎日。おっと、こういうのも決めない。時々になっちゃってもいい。けどあまり期間はあけない。ただ、このブログを(何十年も続いている大事な場所なんですから!)仮死状態にしておくのは今までの自分に失礼だし、もったいないし、何よりも態度として自分で気に入らないので改めようと思っています。

小説は鋭意制作中です。もうこれはずっと、今後2年くらいはたゆまず続けると決めたので、当面頭の中にある事はこればっかりかも。
11月末から今日までの経緯としては、やめておこうと思っていた12月10日締め切りの太宰治賞に、やっぱり出してみよう!と急に思い直して、わりと集中して書いていました。
思い直したのは、昨年の太宰賞を獲った作品と、最終選考まで残った作品を読んでみたせいです。(太宰賞作品は毎年書籍になって発刊されてるのです)
これが思っていたのとちょっと違ってて。太宰の名を冠した賞なので、私小説っぽい一人称の内省的な小説などが主流なのかと思っていたら、そうではなくて、ガッツリ物語を組み立てている人ばかりでした。私の書くものも私小説ではなく物語系なので、これなら送ってみても的外れじゃないかな、と思ったのです。
締め切り3日前には完成させたのですが、どうも自分の中で「これはもっと膨らませる。膨らました方が絶対にいいし、そうしたい!まだこの物語と付き合いたい」って思いがあったのです。なので、出さずに保留にしました。あとで加筆して、3月に締め切りの賞がいくつかあるのでそちらに回すことにしました。もともと太宰賞には消極的だったので応募をやめたことに対して思うことはないです。太宰のファンでもないのに応募するのはちょっと違うと思っていたし。作家の名前が冠になっている賞は、そういうところが一番気になる。ファンじゃないのなら、極端かもしれないけど、やはり応募しちゃダメだと思う。

そういう意味で言えば応募するのに躊躇いはない江戸川乱歩賞ですが、今はそちらに出す作品を書いてます。Aという作品を書いてたのですが、ちょっと荷が重い気がして、Bという作品に変更しようとしました。Bという作品はイチから作るものなのですが、ちょっと手掛けてみたらこっちの方がさらに荷が重いことに気がつきました(汗)。なので、おとなしくAの作品を書くことにして、今、四苦八苦しているところです。
トリック的な部分に全然自信がなくて、中途半端なまま書き出しているので、物語にもなかなか集中できません。内容的に思い入れのある分野のことを書いているので緊張も半端ない。いちいち調べることも多く、まだ入り込めていない状態です。入り込めるまでは苦痛なのでここが一番の頑張りどころです。とにかく量が多くて、目を配るところが多すぎて苦しい。処理能力が追い付かない。しかも悲しいことにまたもや50肩になってしまった(前回なったのと逆の腕。本当に時間差で両方の腕に来るのね…)。50肩って痛いだけでなく気が滅入るというか、もう萎え萎え鬱々になってしまうので、物事に集中しにくくなります。また乗り越えるハードルを無駄にひとつ多く抱えてしまった。
なにはともあれ、物語に入ってしまえばこっちのものなので、めざすはそこです。年内にはその境地に至って、楽しく新年を迎えられたらいいな。
ちなみにこうして自信がない時はあらゆることにダメ感が漂い、10月に出した自信満々だった小説もダメすぎて無理!って思ってしまう始末。ライターズハイになるほど楽しんで書いた最高傑作が、箸にも棒にもかからないものに思えてくるんだから思い込みってのは怖い。
今はもう何やってもダメな気がしてるのに、それでもちゃんとやる気があるのが凄い。自信がないけどなぜかポジティブです。

 

今日のお昼。

駅弁フェアで峠の釜めしを買ってきました!←販売前に並んでまでして購入(^^;
いつ食べても美味しいな。中でも杏子とわさび漬けが気に入ってます。


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