またもやシンクロニシティ(その3)

いや、縁起担ぎすぎでしょう?ってな勢いでシンクロニシティが起きている感があるのですが、またもや新たなシンクロニシティに遭遇しました。(あんまり多いので、ついにナンバリング始めました(汗))
こじつけなんかではないのです。明らかに通常とは違うパワーが働いている。正直驚愕です。これがどんなに奇跡的な事かは私自身が一番よくわかってる。

今日、地元で開催されている古書市に行きました。
古書市は大好きで、開催されると必ず見に行きます。最近では断捨離していてなるべく蔵書を増やさないようにしているので、購入にはわりと慎重(それでもどうしても誘惑に負けて買ってしまう!)なのですが、いろんな本の存在を知ることが楽しいので何度も通ってあれこれ見て回るのです。
今回の古書市は会場が変わって、いつもよりも少し規模が大きくなっていました。見応えがありそうで自然とテンションも上がります。ワクワクしながら順繰りに書架を見始めると、すぐに一冊の本に目がとまりました。
「え?」と一瞬、動きが止まりました。
ビックリ。
私が今書いている小説の舞台となっている場所(すごく限定的な歴史的な場所です)の関連書籍なのですが、こんなの今まで見たことがない、という初見の書籍がそこにありました。
それ関連の書籍は地元の図書館に置いてあるものは全て読んでいます。ネットで調べて自分で買ったものもある。でも、目の前のその本は今まで見たことがないものでした。
「わー!これはもう明らかにシンクロニシティ!」と、感動しつつ、その本を取ってカゴに入れました。
感動冷めやらぬ高揚した気分のまま引き続き見て回っていると、他の店の書架でまた目にとまった本が。
息を呑みました。
その本も同じ事柄の関連書籍で、しかもこれまた初見のものだったのです。
なにかもう、ドシャーンと雷に打たれたような衝撃でした。本を持つ手が震えた。

この「目にとまる」というのが、何かスーッと導かれるように視線を持って行かれる感じなのです。偶然見つけた、というよりも「ほら、こっちだよ」と振り向かされている感覚というのかな。

見えない何かが、私に力を貸そうとしてくれている。
この物語を生んで欲しいと願う「意思」が、どこかにはっきりとあるように思えました。
この大量の、ありとあらゆる本がごっちゃになって不規則に並ぶ古書の海の中で、ものの数分でピンポイントにニッチなネタの見たこともない関連本を教えてくれるこの「意思」は、いったいどこから来ているのだろう?それはいったい、何なんだろう?
何だかわからないのだけれど、「この小説は絶対に書き上げなくてはならないのではないか」という物凄いプレッシャーが凄い勢いで押し寄せてきました。
え、え、ちょっと待って!私にその能力は、とてもじゃないけど無いよ!…と泣きそうになりました。期待に応えられる自信が無い。
でも、ここまで背中を押されたら、ともかくできるだけのことはしなくては!という決意を持たざるを得ません。これはもう、見えない「意思」の導きのまま、愚直に進んでみるしかないのかもしれません。
とりあえず、迷わずに頑張ってみようと思います。