いつの間にか日が経っている

私の人生って、この一言がメインテーマなんではないか?
…と思えるくらい、自覚なく日々が過ぎてゆく。気がつくといつもあっという間に数日が経っている。なんにもできてない!と、泣きそうになる。その繰り返し。ホント、馬鹿なんじゃなかろうか。

創作のその後(進捗)ですが、まったくもってヤル気が出ずに、放置のままです。
1月末の公募に出すはずだった作品は、仕上げられずに2月末締切の公募に出すのを目標にしましたが、結局仕上げられませんでした。
仕上げられない、というのはもうホントに自分でも一番嫌になる結末です。不甲斐なさマックスです。ダメ人間の真骨頂を見る思いがする。
あえて自分のダメっぷりをこうして世の中にさらして自分を追い込めば少しはマシになるかと思いきや、ただ惨めな思いばかりがいや増し、無力感ををより一層強く感じるだけとなっています。
やるやる詐欺みたいで犯罪臭さえします。「ごめんなさい。すみませんでした」と誰彼かまわず謝らなければいけないような気持ちになったりもします。誰も責めてない、単なるマッチポンプなんですが。
まぁ、要するに精神的にすごく悪い感じ。自分を追い込むのは向かないタイプなのかもしれない。

ずっと同じ作品をこねくり回すことに悩まされていて、他の作品もまったく手を付けられずに3か月も経ってしまった。なんという非効率。
なので、とりあえず難題山積の作品は保留にして(一旦、手を放して)、他のものを書くことにしました。
得意不得意ということで言うと、たぶん私はとても書くのが不得意なジャンルがあるのです。それを思い知った感じがします。そしてそれはとても憧れているジャンルでもある。
憧れは遠い。なぜなら私が憧れるくらいなんだから。そりゃ手が届かないくらい凄いものに決まってるだろうよ。

今はちょっとダメ感満載状態なので、今度いついつまでに何を仕上げるつもりです、みたいなことは言えそうにないです。どの口が言う、ってなるもんね。
言った先から強迫観念にとらわれて、自縄自縛になるだけでしょう。
なので、事後報告形式にします。
仕上がって、ちゃんと公募に出せたら、ここで報告します。
それを自分の楽しみにしたいと思う。
本来目指すべき、”公募が通るか通らないか”という以前の段階で、こんなにも何もできてない自分がホトホト嫌になります。
これ、ホントに自分のやりたいことか?って思う。でもそれは気の迷い、というやつで。
夢中になってのめり込んで書き上げて出来上がった時の喜びは全てを凌駕する。無上の喜びだということを、私は知っている。これ以上に興奮することは多分どこにもない!と断言できるくらい。それは、まごうことなく私の生きたい道、自分としての、正道、なのです。

先日、家の近所にあった、長年オアシスのように思っていたお店が無くなってしまいました。
看板も撤去され、がらんどうになり、夜になってももう明かりがつくことのない店舗跡を目にしたら、泣けて泣けて…
あの救いのように暖かだった灯りや賑わいは、もう二度と戻らない。あたりまえだったありふれた日常は、再び帰らないとわかった途端に珠玉だったと気づく。
そんなことを考えて、喪失のツラさにメソメソとしてしまう。
ああ人生これからこんなことばかりなんだろうな、と思い至るやその道の過酷さに萎えてしまう。
こういうことに動揺するのも気力が弱ってるからなのだろうか。
私こそが今、物語の力を必要としている。自分のために自分が悦ぶ物語を書きたいな。