奈良・京都旅行記その3


3日目(京都)

泉涌寺・法音院→御所ミナミ→新島旧邸→四条烏丸→室町


京都に移動。
京都在住のS叔父(私の実弟)と待ち合わせて合流しました。



泉涌寺法音院にて写仏体験。
好きな仏像さんを選んで、そのお姿を筆ペンで写し、願い事と署名をしてお寺に奉納します。
ご祈祷をした後、お茶とお菓子をいただいて、〆て1,000円という素晴らしいコスパ
心清々しく、静謐な気持ちになれるいい体験でした。これはおススメですよ!



法音院さんのお庭。
静かで心落ち着く場所です。


その後、泉涌寺にある孝明天皇陵にお参りする予定だったのですが、ランチの予約時間が迫っていたので断念し、御所ミナミに移動。
カジュアル・フレンチのレストラン「ブラン・ピエール」でお食事。
(全部食べきるのに2時間もかかった…(爆))
その後、近くにある「村上開新堂」へ。有名なロシアケーキの詰め合わせを買いました。
これ、ずっと気になっていたお菓子なんですが、初めて食べました。素朴な味の美味しいクッキーです。


そしていよいよ八重さんチ(新島旧邸)へ。
ここは現在、事前予約ナシでは入れませんので、要注意ですよー。(飛び込みで行って入り口で断られている人がおりました)



可愛くて、明るいお家。
一歩中に入ると、どこも「うわーステキーーー」って感じの、馴染みのよい過ごしやすそうなお宅です。



ジョーの書斎。
めっちゃステキ!!



八重さんのお茶室。
たっぷりと陽射しが差し込む明るい部屋です。
ここで八重さんはお婆さんになるまで暮らしていたんだなぁーと思うと、じーんとキちゃいますね。
期待したとおり、本当に八重さんの息遣いが感じられる気がしました。行ってよかった。


とにかくもう、ホントにウラヤマシーーってくらいステキなお宅で。
明治の時代に旧弊な京都で、会津と安中(福島と群馬ですよ)からやってきた二人が京都の御所のまん前で、こんなにモダンで自由でステキな生活をしていたことに、なんだかもうこちらまでワクワクしてしまいます。カッコいいよねぇ。
ジョーは八重さんを自由にのびのびとさせてあげられる器量があった男の人でしたが、それって(アメリカ遊学の影響はもちろんあるとして、でも根本的に)彼が群馬県人だったからだろうなぁーって思いますね。
上州はカカアデンカですからね。男はたぶん日本一寛容で優しいです。女房に威張らせておくなんてフツーのことだったりする。触らぬ神に…ってことかもしれんけどw
私もそうとう言いたいこと言ってラクさせてもらってますが、わりと地元じゃ普通です。
で、それを嫌がった徳富兄弟なんぞはやはり九州男児だったりするんだよね。
上州女と九州男児は水と油かもしれない(汗)、なんて思ったり。


閑話休題
八重さんチを出てから地下鉄で四条烏丸まで出て、しばしショッピングをしました。
S叔父がお嬢に合格祝いのプレゼントを買ってくれました(シビラのお財布でした)。
その後、歩いて室町の「和久傳」へ。
夜はここで祝い膳を囲みました。



食べたもの、ざっと一覧。



どのお料理もいちいちが美味しくて感動だったのですが、酢味噌と菜の花ソースの和え物(画像1枚目)、ふきのとうの白和え(4枚目)、白子のすり流し(6枚目)が特に印象的でした。
それと、おコメの美味しさは格別でしたね。びっくりするくらい美味しい。
私が毎日食べているのは何だろう?ってくらいの。
お酒も美味しくて、すすんでしまいました〜。←帰ってすぐにネットで取り寄せ注文入れちゃったw