ゆくとしくるとし


マナちゃん福くん目当てに紅白を最初の方だけちょっと見て(めちゃくちゃ可愛かったーー)、それからスクロバチェフスキーの第九をガッツリ聴いて、また紅白に戻ってレディ・ガガに感動してました。
ガガ、カッコよかったなぁ。やっぱモノが違うね。



今年のおせちですー。
今年はお重に詰めるのをお嬢に任せました。
…ものすっごい数の子の入れ方ですが(汗)ご愛嬌ってことで。
海老の煮物は料亭レシピで作ったので最高に美味でした!


2011年が終わろうとしています。
一年の総括を書こうと思ったのだけど、なんだかうまくまとまりません。
今年はホントに日々とっちらかってアタフタしてて、自分でもなにやってるんだかわからないまま過ぎました。
例年以上にあっという間でしたね。
今年は震災があって、あれ以来いろんなことに調子が出なくなってしまった感があります。
うちは直接の被災地ではないですが、それでもわずかばかりに影響があり(例:東北に出したばかりの営業所が被災、自宅建物一部損、持ち株投売り損、放射能に対する防衛生活…など)、そのわずかばかりの影響によるわずかばかりの日常のズレでさえあたふたしてしまったのだから、被災地の方たちのことを思うと、本当に胸が痛くなる思いがします。
人間、つらいことがあっても日常が正常に機能していると心の回復も早いだろうと思いますが、日常を根こそぎ奪われてしまったら、もはやその辛苦は想像の外です。被災地の方々に一日も早く普通の日常が戻ることを祈るばかりです。


今回の震災で、世の中、想像もできないことがある日突然起こることもあり、そうなったらなすすべもないのだ、ということを痛感しました。
その不安と恐怖で、震災後しばらくは私も身の回りの小さな世界だけを考えて生活していました。
未来のことなんてとりあえず何も予定に入れずに、明日のことだけ考えて、脊髄反射的にあれこれ気を回していました。
失われるかもしれないものを思っては臆病になり、危機感にとらわれてその場に佇んでしまっていた。
けれど、今は違います。
「同じ明日は来ないかもしれない」ではなく、「それでも明日はくる」というところに、いつしか励まされるようになりました。
そして、どうせ明日が来るのなら、やっぱり「あたりまえの明日がやってくるのを前提で考える未来」を夢見ていたい、と思うようになりました。
無意識でそう思っていたときと違い、意識的にそう思えるようになったのです。
こんな時だからこそ、「たとえ明日世界が滅びようとも、私は今日リンゴの木を植える」というルターの言葉が心に響きます。
ポジティブに。明るく、前向きにね。一度しかない人生ですから。
来年の目標は、とりあえずもうちょっと具体的な計画性を持って、落ちついて、いろんなことに取り組みたい。ってとこですかね。


エー、じゃ一年の締めくくりに最後にお気に入りの阿嶽の歌を貼っておこう。
この歌の中で阿嶽も歌ってます。

「疑って立ち止まってしまわないで
失敗しても諦めないで
神様はきっと手をひいてくれる
前に進む勇気さえもっていればね」

と。
この部分、すごく好きです。
このPVの阿嶽を見てると、私の心の中の阿嶽との対話が進みます(って謎…まぁ、恋してるってことですよw)。
みなさん、よいお年を!