夢の覚え書きその2

昨晩見た夢の話。
なんと!驚いたことに、2晩続けて阿嶽が夢に出てきた。
今度はあんまりいい夢ではなかったです。ちょこっと、だったし。


私は周りの友人知人(といっても小池栄子とかもいる。ナゾ。)と次々と衝突する。
私の言った意見になぜか誰もが反論するんですよ。そこにはすごい誤解がある。
焦って誤解を解こうと言葉を重ねても、さらにそこで誤解されてしまう、というヒドイ展開。
友人のTがCDデビューするという話。
みんなが「アンタもTさんを見習わないと」って言う。
「なんで?」と聞くと、「プロになれないなんてどうしょうもない。売れない創作活動やってるくらいならやめたほうがいい」と口々に言う。
「それは違う」と、私は思うのだけど、それがどうしても言葉で説明できない。価値観の断絶をひしひしと感じていて、もはや言いたいことが何も言えない。
みんなは「世の中に出てゆくこと」ばかり言ってる。有名人をみつけては「すごい」と賞賛。
その人が何をやってるかは関係なくて、いくら稼いでいるか、どれだけ人気があるか、TVにどれだけ出てるかばかり見て評価をする。

TVをつけると台湾のアイドル番組をやっていた。
派手なステージで歌う黎明(レオン・ライ)がいた。若いアイドルたちがわいわい騒いでいる。
そこで、阿嶽の近況、みたいなニュースが流れた。
なぜか元・芸能人Aさんの成れの果て、みたいな紹介のされ方。
「たった一人で山に篭って植物の保存作業にいそしむ毎日を過ごしています」、てなことを言ってる。
阿嶽は山間の小屋にいて、根の切れたウドのような植物に新しい根をくっつけて植えなおす…という作業を黙々とやっていた。(根の上に別の根をカバーのようにかぶせてゆく。小刀で大きさを調節しながら。相変わらず器用だw)
こうして地道に、絶滅寸前の種を保存するのだ、とボソボソ話す阿嶽は完全に原住民のおっさんと化してました。
私は思った。
台湾イチの才能が、なぜこんな?と。
でも、心の中で、「だからこそ、か」と納得してる。この人はコトの本質をわかっているんだ、と。
もやもやとしていながらも、何かを私はそこに確信してる。

そういう夢。


新年からこっち数少ないエントリで3回も夢の話って、馬鹿じゃなかろうか私。
でも、はっきり覚えている夢はどうしても気になる。
9・11の事件があった日、自分の部屋に飛行機が突っ込む夢で飛び起きた(その日の夜にあの事件を生放送で見た)。
偶然かもしれないけれど、あんなにも大きな出来事の予感の波長(?)は、世界の果てまで届くのかもしれない…とも、ちょっと思える。
夢は、何かとつながっている気がする。