「ダイハード」


アラン・リックマン出演映画で一般的に一番有名なのはこれなんじゃないでしょうかね?
私もこの映画は何度か観てるんだけど(TVでやるたび旦那が観るからなんとなくアタシも見たりする)、アランをアランと認識して観るのは初めてです。
フラットな姿勢でこの作品観てる時には、あれ演じてる俳優が誰だとかあんまり気にならなかったっていうか。あれは「ハンス」(役の名前)なんだもんね、どうしたって。役で覚えているだけ。


ハンスは冷酷非道な強盗犯。
スーツをぴしっと着こなして、決して取り乱さず、血みどろにもならず、無感情に人を殺してゆく犯罪組織のボス。



あらためてみると、このアランてばめっちゃカッコいいのね。
スーツが…ねぇ。
ネクタイも…ねぇ。
はぅぅ(萌)。
んなこたこれまでちーっとも気づきませんでしたよ。
あんな濃い演技してんのに気づかないってどうよ?と思うけどね。
俳優目当てで映画観る人間の程度なんてそんなもん。(この映画、以前見てた時は俳優目当てじゃなかったので、ハナっから物語を見てるだけ。人物も役柄でとらえてるだけ。そうなると、私は悪役に目が向かないタイプなので、なかなかその魅力には気づきませんことよ。)


それにしても、何度見てもハラハラドキドキするもんですね、これ。
ヨッパライながら観てたら余計に心拍数が上がっちゃって冷や汗出ましたよ(←不整脈持ち)。
ダクトの中を這うシーンは最高ですね。それと、女房のバカな同僚がハンスに女房のことを漏らすんじゃないかってのもね、手に汗握ります。
痛そうなのもよーく描けてる。ガラスの上を裸足で歩くとか…果てしなく痛そうで想像しただけでヘトヘトになるもん。
次から次へと観てるこっちを引き込む展開がでてくるからスゴイです。さすが名作ですね!
まぁ、個人的にはべつにこういったアクション映画が好きなわけではないので、アラン祭りでもなきゃ進んで観るほどではないですけどね。
最悪のクリスマスイブが最高のハッピーエンドを迎えるという(って、人死にを無視してこう言い切っちゃうのもモニョりますけど)、終わった後のスッキリがイイですね。ラストシーンでノー天気に流れる曲が「Let it snow! Let it snow! Let it snow!」ってのがまた嬉しいです。


そういえばそろそろ街にもクリスマスの飾りが増えてきました。
この季節に見たい映画は山のようにあります!
なんだか急に、どっぷりとクリスマス気分にひたりたくなってきちゃいました。
アタシの一番好きなクリスマス映画はね〜♪
って、こういうこと話し始めると長くなるから、またそのうちに。