父の庭で

GWに実家に帰ったとき、ガーデニング好きの父に、「もし庭に空きスペースがあったらこれも蒔いておいて」と言って綿(ドワーフ)の種を一袋だけ置いてきました。
その後、なんにも連絡がなかったので、どうせ忘れてるんだろうくらいに思っていたんですが、今回帰ったら「綿の花がかなり咲いてるよ」などというではありませんか!えっ、蒔いててくれてたの?!早く言ってーー。
で、庭に出てみてビックリ。
すっっごい育ってる!!ウチのプランターとは全然違う、背丈も太さも元気さも2倍の見事な綿花が茂っておりました。虫食いも枯れもないきれいな緑です。
感激で「わー。わー。」と声を上げながら見入ってしまいました。




ツボミもたっくさん。花もたっくさん。
感動すると同時になんだか呆然としてしまった。
ホントはこう育つはずだったのね…と、我が家のベランダにいる綿花に想いを馳せてしんみりとしてしまいました。
やはり植物は大地にしっかり植えつけないとダメなのだろうな。母なる大地は力強い。
か細い枝にやっと一つの花が咲いた我が家の綿は、やはり環境が悪すぎたのです。


実家から我が家に帰ってベランダのプランターを見たら、花が散った後の実(コットンボールができるはずの部分ね)も、無残に落ちていました。
花が咲いたばかりの実も落ちていた。やっぱりこんな環境じゃ、弱いよね…。ごめんね。
ま、今年は勉強させてもらったということで。来年は経験も生かしてもうちょっと研究したうえで栽培したいです。
今年のコットンボールの収穫は父の庭に期待することにします。