「すべては「単純に!」でうまくいく」

 

 
自分でも呆れてるし、ほぼ欠点に近いかもしんないとまで思ってるのだけど、私が一番好きなタイプの本ってのがこのテのものなのです。絶対買っちゃう(笑)。片付け、廃棄、整理、掃除を通して生活及び人生を単純化しよう!などと言われるとクラクラ~っとなっちゃう。萌え。
キーワードは「シンプル」。
もうその言葉を聞いただけで胸が躍る。しかもそれが外人作者で、できればドイツ人だったらなおいいのだ(笑)。
この本はその全てを備えてます。しかも本国でベストセラー。ってなわけで、数は多いけどヒット作の少ないこの分野の本の中でもなかなかヨロシかったです。満足~。
何度も聞いたようなことが書いてあるんですけど、この本はシンプル化への道が階層化されてるので、実行するにしたがってどんどん自分がクリアーになってゆくような気がするのよね。
まずは机の上や持ち物を整理しましょう、と。そこから始まって、次はお金の管理、時間の管理、健康管理...と段階を積んで、人間関係、パートナーとの関係を整理し、最終的に自分の内面の単純化に行き着く、と。なんか、着実に達成感を感じそうなプログラム。
まー、読んだだけで満足しちゃうんだけど(^^;
一つだけ言えるのは、私の場合は忙しい生活の中で何か時間を作ろうと思ったら普段からいろんなことをシンプルに(把握しやすく)しておくしか方法が無い、ってことですかね。そうじゃないとパニックに陥っちゃって、逆に怠惰になる。それもラクだし嫌いな状態じゃないんだけど、そうなった時は何をやるにも気力を振り絞らないと動けなくなっちゃって却ってシンドイんですよねぇ。人間て放っておくと複雑に複雑にと進んでく気がする。