イブの夜に

今年はクリスマスイブに旦那がおらず(知人の追悼会が入ったため)、そのことを寂しいとかつまらないとか愚痴っていたら、なんだかもういろいろと自分の人生、この先はひたすら寂しくなるだけのような気がしてきてしまい、突然気鬱状態に陥りました。
もはや子どもたちも大きくなってクリスマスを愉しみにしたりはしてないし、長年我が家を賑わせていたクリスマスツリーも数年前に壊れて処分してしまったし……ああ、あの楽しかったクリスマスはどこに行っちゃったんでしょうね(涙)、みたいな。
小さかった子どもたちがクリスマスの朝に騒ぎながらツリーの下に置いてあるプレゼントを開けては喜ぶ姿を思い出してセンチメンタルな気分になる。プレゼントを選んで用意しておくのだって、ものすっごく楽しかったんだよねぇ。もうあんなこともないのだなぁと思うと寂しい。昔は良かったなんて文言は大嫌いなはずなのに。「過保護のカホコ」のママみたいに、子どもたちが小さかった頃の過去のホームビデオを繰り返し見続ける人生が待っていたらどうしよう。我ながら情けない。
人生の時を重ねてゆけばクリスマスの(というか、家族の)意味や形だって変わってゆくのは当然のことなんだけど、どうも変化についていけない自分がいます。「人生なんてあっという間なんだから」みたいな文言が口癖になっちゃってて、子どもらに「また出た、人生おばさん」と呆れられてます。
あー。こんなんじゃどうしょうもないわなぁ。
メソメソしとらんで頑張らなくちゃ。

以下、クリスマス点描。


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旦那からのクリスマス・プレゼントです。ゴディバのチョコとシュトーレン


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地元の教会。灯りがとても綺麗。


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毎年恒例の自作ケーキ。ろうそくサンタさんも年イチのお仕事です。
っても、今年のケーキは大失敗でした(-_-;)←スポンジが固かったの。こんなこと初めてだったんだけど、オーブンの中で仕切りプレートを使わずに焼いたんです。ふと、プレート無しでもいけるんじゃん?という思いが頭をよぎったんだよねぇ。魔がさしたというか。「いつも通り」というのは最強だ、と実感しました。