シクラメンのかほり

お得意様から毎年お歳暮に贈られてくるシクラメン。年末の楽しみな風物詩となっております。


f:id:freaky47:20211220235749j:image

シクラメンと言うと、昔懐かしい布施明の「シクラメンのかほり」という曲を思い出します。小椋佳作詞作曲の名曲。冬の夜…というか、なぜか紅白歌合戦を思い出す歌です。


www.youtube.com

 

29歳の布施明ですってよ!……深いなぁ。当時小学生だった私にはなかなかこの魅力はわからなかった。
フルで聞いてみると、この歌は恋人との出会って恋に落ちて燃え上がって別れるまでが描かれています。セツナイお別れソングなのでした。
で、ふと思うのだけど。シクラメンに香り(ここでは”かほり”ね)って、無いよね?全然匂いがしないでしょ?それを思うとなんだか歌の世界観がようわからんのですよ。無臭のシクラメンにどうロマンチックな心を寄り添わせるのか?
ずっと疑問に思っていたけど、このたび初めて調べてみました。
何とシクラメンには香るもの(芳香性シクラメン)というものが存在するのだそうです!
というか、もともとはシクラメンには香りがあったのですが、改良を重ねるうちに、匂いが無くなってしまったのだそう。今ある多くの品種は、香りの無いものなのだそうですが、芳香性シクラメンもちゃんと存在するのだそうです。
幻のような「シクラメンのかほり」は一体どんなものなのか、ちょっと気になります。