ボクちゃんが学校の家庭科での調理実習で作ったクリスマスケーキを持って帰ってきました。
宇都宮の某男子校では家庭科でこんなことするんですよｗ
注：サンタさんとチョコレートプレート、飾り、スポンジケーキ、化粧箱…は最初から先生が各自に用意してくれてたものです。
つまり、生徒がやるのは生クリームを泡立てて、好きな材料と一緒にデコレーションするだけ。
なんという至れり尽くせり！
しかもこーんな可愛いサンタさんを用意してくれてる！…もうね、家庭科の先生のご苦労が垣間見れます。生徒たちはなにもかもお膳立てされてて、幼稚園児か？ってくらいの作業なわけですが、それでも楽しいクリスマス気分を味わって欲しい、少しでも、たとえクリームを作るだけでも料理の工程をやってみて欲しい、という先生の親心（しかも甘々の）が涙ぐましいです。
それさえもこんなにも上手くできない我が息子（涙）。
生クリームはゆるゆるだし、イチゴは洗わずに載せたというし、飾りはポッキーだけ（しかも長いまま。線香のよう…）。驚異的ボンクラ度です。
言っておきますが、我が家ではクリスマスのケーキなんて長年ずっと手作りですよ。もちろんスポンジから焼くやつだよ。ボクちゃんにもイチゴを載せるくらいの手伝いはさせてたけど…なんにも見てなかったのかなぁ。「イチゴを洗うの忘れちゃった」には家族全員呆れて言葉が出ませんでしたよ
( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝって感じ。マジか！って。忘れるようなものかそれ。
黙っていれば料理が出てくると思っている子に、こういうの、どう教育すればいいの？めんどくさいなぁ。めんどくさいから教える前にちゃっちゃっと私が自分でやっちゃうもんね。お手伝いさせる度量は私には無かった。何の料理もできない男子になっちゃってるけど、今どきこれじゃモテないだろうな。え？？私の責任なのコレ？でも私自身は母親に料理なんかひとつも教わってないけどなんだってちゃーーんとデキるよ？なんなら調理師免許持ってる母親より上手いぞ。
こんなの親の責任って言われてもね、かなり心外だったりするんですよ。こちとらつきっきりで精魂込めて丹念にボクちゃんを育ててきたんですからね。そりゃ料理も家事も教えてこなかったけど、他にいろんなこと教えてきたし、誰よりもできることだってあるわけさ。そりゃ誰もができることができない、ってこともあるけども、スーパンマンじゃないんだから…ねぇ。てか、これ以上私に何ができたというの。
そもそもボクちゃん、食事に興味ないからなぁ。そういう子に料理教えるの難しいのよ。何を出しても文句なく食べるし、食事にこだわりがないけど、自分で作るとなったらきっと「食べない」という選択をするんじゃなかろうか（汗）。
家を出たら料理くらい自然にやるようになるのかなと思いつつ、家…出したくないなぁ…って思ってしまうという、私の依存体質も大問題だね。ダメ母の典型かもしれない。わかっちゃいるけど…トホホ。
下手糞なケーキのせいでいろんなことを考えてしまった。自虐的に。一生懸命やってきたことになんで自虐せなあかんのか。母親もスーパンマンじゃないのよぅぅ。
ちなみにケーキは4等分して家族全員で食べました。なんだかびしゃびしゃしててマズかったです(;'∀')
