築地→汐留→上野

今日はマイカーで東京へ。
まずは築地へ。



場外の看板に

「場外市場は、移転しません

わたしたちは、ずーっと、築地で頑張ります」

と書いてありました。
築地に市場がなくなってしまうのはあまりにも寂しいですもんねぇ。
孫子の代までこの景色が残るといいな、と思います。



テリーの実家、アニーさんとこ。
ここの卵焼きは美味しくて大好きですが、今回は買わず。また今度。



場内市場です。
午前の市は終わった後です。雰囲気だけをちょっと見学に。
自動車やターレなどが頻繁に行き来するのでかなり怖いです!
ここはあくまでもお仕事の場ですので、一般見学者はそれなりの意識と準備で訪れることが大事ですね。
(邪魔をしない、濡れても大丈夫な服を着てゆく、足元に気をつける等)



昼も近づき、場外の食事どころのあちこちで行列ができています。



場外には美味しそうなお寿司屋さんがたくさんあり賑わっておりました。
我が家は小さな子を連れて屋台に並ぶのもためらわれましたので、チェーン店で入りやすい「すし好」でお昼にしました。


築地を後にし、汐留の日テレへ。
せっかく来たのに今日はゼロスタジオでのおもいっきりDON!の放送がないので、寂しいわー。
ダベアくんがウチワを配っておりましたよ。



ズームイン!のマイスタの上にあるジブリ時計。
毎時に仕掛けが動きます。




マイスタではツアーをやっておりました。並んで参加。
「ズームイン」制作の現場をガイドさんの説明付きで見学できました。



イッテQ」のブースにイモトの人形が。
一緒にポーズ!


汐留を後にし、お次は上野へ。
目的は今月から東京都美術館で始まった「トリノ・エジプト展」です!



日本初公開の門外不出品が多数集まるこの企画展。集められた展示は見どころタップリです。
展示も鏡や照明を使ってドラマティックな演出が施されていて、雰囲気を盛り上げておりました。素晴らしかったです。
(展覧会というのは、「場」との出会いですからね。展示の仕方ってのはかなり大事です。)
話題の「アメン神とツタンカーメン王の像」はやはり出色でした。
紀元前のものとは思えないまばゆい石の白さも、謎の少年王・ツタンカーメンを思わせ神秘的。
「ライオン頭のセクメト女神座像」も鮮烈でした。動物の頭をもった神々の像はどれも奇妙な神々しさがありますね。
死者の書」や石盤にしっかりと残された文字も、遠い人々の叡智の軌跡を見るようで感慨深いです。文字は、魂なのだなぁとあらためて感じ入ります。
ミイラのコーナーはあまりにも生々しくて、どうしても直視できませんでした。目を伏せがちにチラチラと伺い、心で祈り、そそくさとブースを後にしました。
だって、すでに何千年も前からミイラのはずなのに、確実にそこには「人」の存在感(まさにこれこそオーラ、ってものかも)が濃厚に残っているのです!
ホントに!衝撃ですよ。


混んでいなければもっとゆっくり見られたのに、と思う反面、ものすごく空いていたらもしかして怖くて見て廻れないかも、と思いました(汗)。
文化遺産だと思えばそりゃそうなんですが、ふと立ち止まって考えるととても怖いですよ。だってほとんどの展示品が墳墓からの出土品や遺体(!)ですからね。
まぁ、そんなドキドキした気分もまた古い遺物を見る楽しみなのかもしれませんが。
美術館のあと、広小路の松坂屋で買い物をして帰宅。
楽しかったけれど、ちょっと疲れました〜。