夏の旅(2)

翌日は朝風呂に入った後に、日本海の海岸線に沿って新潟方面に向かいました。



温海の海。
思えば日本海を見るのは25年ぶりくらい。
道の駅で焼いた岩ガキを食べました。



のんびりと小船で漁をする釣り人あり。
素潜りで貝を採っている人もいました。



遠くにお船が見えるね!



新潟市に入ってまず最初に目に留まったのはこの建物。
重要文化財新潟県政記念館です。
明治16年に建設されたもので、かつては県議会議事堂だったものだそう。



市街地商業地区に車を停め、街歩き。
かなりの存在感をもって中央にニョキッと聳え立っているのは「万代シテイレインボータワー」。
回転しながら昇ってゆく展望台です。地上100mから新潟の町を一望できる。
ボクちゃんとパパが試しに乗ってみました。(お嬢と私は高所恐怖症なのでパス!)



上から眺める景色はこんな感じ。
回転するので360度の風景が楽しめるようです。
料金はおとな400円、こども300円。



向こうに見える橋は萬代橋(ばんだいばし)です。
こちらも重要文化財
フォルムがとてもきれいです。


市街地にはたくさんの有名ショップが入ったファッションビルがあちこちにあって、かなりの充実度。すごいなぁ。とにかく店が多い!混乱するほどですよ。伊勢丹三越もあるぞ。
新潟市、まるきり都会なんですね。驚いた〜。イメージ変わりました。
伊勢丹のレストランで昼食をとり、その後再び街ブラ。フツーにロフトやらで買い物したりして。


夕方、帰路につきました。
磐越自動車道から郡山JCTで東北道へ。



磐梯山サービスエリアにて殿を発見!



靄の中、遠く聳える会津磐梯山


旅行中、いろんなところを見て廻ったのですが、胸に残っているのは断片的な風景や匂いの記憶だったりします。
凪いだ日本海の海、古い漁村の杉板の家、トンネル内の単調な照明、時を越えて佇む建物、重なる山並み、森の匂い、雨の匂い、温かなコーヒーの匂い…
この国の姿、そこに生きる人たちの息使い、通り過ぎる私が感じるさまざまな感興。それらが混じり合って「旅情」という独特な感覚になるのですね。
ほんの1泊でしたけど、いい旅でした(^-^)。
夕闇の迫る中、霧に煙る山の深い緑を眺めながら聴いたマイルス・ディヴィスのアルバム「Kind of Blue」が忘れられません。
名盤ですね。