「ロイヤル・セブンティーン」

ロイヤル・セブンティーン [DVD]

ロイヤル・セブンティーン [DVD]

  • 発売日: 2007/10/12
  • メディア: DVD


可笑しくて、可愛くて、最後にホロホロと泣いてしまう胸キュンラブリーな佳作コメディです。
ご都合主義といわれようが、あのハッピーエンドは最高!
でもって主演のアマンダ・バインズが超級キュート!!
彼女がいるだけで周りの空気ががらっと変わるんです。
陽性の魅力に満ちて、眩しいくらいに溌剌としてる。ハッチャケなのに清潔感があって、バカっぽくもない。スタイルもとーってもナイス。
もう、彼女を見ていられるだけでもイイ、と思えるくらい目の保養。
そういう役柄だからなのかもしれませんが、彼女の個人的なチャームがこの作品の核なんだと思いますね。
この子に魅力がなかったら、ちょっとイヤミくさい話になってたかもしれないし。
コリン目当てでDVD借りてきたんですが、そうでなくてもいつか見たかも、と思います。好きなタイプのコメディなので。
さて、その肝心のコリン君ですが。
可愛い娘(自分の娘、です)に振り回される堅物パパです!
とてもステキなパパですよ。



娘のペースに乗せられてるうちに、だんだん本来の自分を取り戻してゆく、という展開になってんですが、その過程で見たワンシーンはちょっとばかし思い出したくなかったりしますw
キッつい皮パンツはいて鏡の前でノリノリエアギターなシーンですよ!
あれ(ホントはきっと笑うシーン。たぶん)にドンビキしてしまった私って、修行不足ですか?
コリンて時々、見てて顔が上げられないほど恥ずかしい時があるのですが、それはいったいどうすればいいんでしょうか>コリン落ちのみなさん


それにしてもこのパパ役コリンも、相変わらず…というか、もうほとんど言語障害かと思うくらい、言葉が出ないヒトです!!!
「えーと…そのー…あのー…あれだ」の連続で、しまいには憮然となる。
たぶん自分の気持ちを上手く表現できないことに自らムッとしてしまうのでしょうけど、向かい合ってる人間としてはこっちが機嫌を悪くさせてしまってるみたいで、ひじょーーに気分が悪いです。
「アタシ、なんかした?!なんでアンタ怒ってんの?わけわかんない!」って気分になる。
しかも、疑問に思ったことも問いただしたりしないで勝手に納得してしまうもんだから、あらゆることが面白いようにすれ違うすれ違う。
こういうヒトを意図的に策略に陥れるのなんか屁でもないでしょうね。
こんなの、たった一言で済む話なのに。その一言がなぜか口から出てこないばかりに泥沼に。
じれったい!!! (またか)
とにかくこのパパさんの、ちゃんと心に踏み込んできてくれないもどかしさとそれに対する苛立ちは如何ともしがたいです。
でもね。
でも、ですよ。
そこにヘンな色気がある、ってのが「コリン節」なんですよねぇ。
なんだもう、コリンっていつもこのパターンですからね。言語障害系のじれったい男。
それが彼のお色気を出す最大の設定てことなんですね?そうなのね?
一見、すごく不甲斐なくて、手間がかかりそうな不器用なタイプなのかな…って感じなのですが、実のところこのコリン君、言語系以外はちゃんとした大人のオトコノヒトなわけで。その先にはものすごいセクシー爆弾が潜んでるんですよね。
油断して近寄って、ふと触れた腕の逞しさとかにギョッとするの。
ただのボンヤリさんじゃないよ、コイツ(汗)、というのに気づく。その落差にクラッとするんですね。
こうしてエロ成立というパターンでしょかね。
絶対に「安心なタイプ」ではないですよ。ある意味、落とし穴のようなヒトです。
ちなみに、ここでは娘相手にお色気出してるんじゃなくて、元・妻に対して発揮されてるので念のためw
娘はパパが大好きですが、ちゃんと「言いたいことは言ってくれる」可愛いBFがおりまする。その若い二人をハラハラしながら見守るパパも可愛いんですよぅ!
最後、邸宅のお庭で家族揃ってBFも交えてラフな感じで食事するシーンがとてもステキでした。