バンダイミュージアムへ行ってみた

週末、おもちゃのまちに新しくできた、バンダイの施設に行ってきました。(「おもちゃのまち」ってのは、栃木県にある実際の地域名です。カワイイ名前っしょ。くわしくはこちら参照。)


バンダイミュージアム(公式サイト)



入口には電球を掲げるエジソン像が(笑)。
ここの一番の目玉は、「世界でも有数、日本国内では最高の質・量を誇る、発明王トーマス・エジソンの発明品」(パンフより)のコレクションなのです。
これはねー、感激でしたよ。
エジソンって、すごい!ってのをあらためて思いました。
「人生って、こんなにもたくさんのことができるんだ!」という…もちろんエジソンという天才ゆえ、なんですが、何か奇跡を見るような思いがします。
人類の進歩のために神様がこの世に授けたヒトなんだろうなぁ、と。
とにかく圧倒的な発明品の量に「ヒトならざるものの存在」を感じるんですよ。


レクチャーの時間もあります。
何時間かごとに係の方が教壇のようなところに立って、エジソンの発明品の数々を実に実に丁寧に説明&稼動させてくれるの。
フィラメント電球などの発明品を実際に動かしてみたり、貴重なエジソンの肉声を聴いたり、無声映画大列車強盗」のオモシロ字幕つき*1を観たりできます。
ところが、これがわりとしっかり「お勉強」なのと、かなりな時間を費やす立派な「授業」なので、お客さんたちが途中で退席しちゃうんですよね…幼児など小さい子は飽きちゃう。
ウチもボクちゃんがはやばやと飽きて、パパが外に連れ出すハメに。
係のかたにとっては、お客が途中で出て行っちゃうのは精神的に凹みそうで可哀相な気がしましたよ。
でも、このレクチャー、すごく面白いんです。
私も娘も、とても楽しいと思ったし、勉強になったし、なによりも係の人が一生懸命に手を抜かず説明してくださっているのに頭が下がるような思いがしました。
係の人の話がツマラナイわけでは決して無いのです。
なんというか相手が悪いんだよね(^^;;。
そこらの田舎の家族連れが休日にふらーっとやってきて聞くには、あまりにもアカデミックすぎるのね。
平日は学校関係者用の施設になっているので、そこでやるにはいい企画だと思います。(一般の公開は土日祝日だけなので要注意。)
展示室では特別展で鉄道模型の展示をやっておりました。
常設では玩具の歴史、みたいな展示がある。
市松人形からブリキの玩具、キャラクター玩具まで。懐かしいものもいろいろありましたよ。



広間にはガンダムの実物大とかいう模型が置かれています。(お嬢(150センチ弱)に前に立ってもらってます。)
ガンダムって私は何も知らないんですけど、マジンガーZと同じくらいの大きさなのかな?



休憩所には小さな遊びスペースがあります。
これがぶっちゃけ小さすぎですね。
おもちゃといったらやっぱり主役はお子ちゃまですからねー。お子ちゃま用に、もうちょっと便宜があってもいいような。
遊び場くらい広く楽しく作ってくれないとね。
ということで、ここは、おもちゃを展示で楽しみ、歴史を辿り、学習する、「大人向け」施設なのだと判明。
幼児にはあんまり面白くない場所なのでした(汗)。
ボクちゃん、少々フテクサレ気味。

*1:これ、私はビデオをもっているのですが、字幕なんてほとんど無いんですよね。無声映画だから、本来字幕は無いのよね。でも、ここではたぶんここのオリジナルの字幕がずーっと普通に付いているんです。これがメッチャ可笑しいの!コメディじゃないのにコメディになっちゃってる。