「ロード・トリップ」

 

ロード・トリップ (字幕版)

ロード・トリップ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 遠距離恋愛中の恋人に、いつものビデオレターと間違って浮気の証拠ビデオを郵送してしまったマヌケな大学生が、その郵便が彼女に届く前に自らの手に取り戻そうと悪友3人と共にNYからテキサスまで2900キロの旅に出かける…というロード・ムービー・コメディ。

大雑把なストーリーを聞いた限りでは面白そうだし、マヌケな主人公はブレッキン&仕切り屋の悪友にショーン・ウィリアム・スコット!
うひー。なんと私のお目当てが共演してるではないの!
という1度で2度オイシイ作品ということで、もー見る前はわくわくドキドキ嬉しさではちきれそうだったんですが…そう大した作品でもなかった(爆)。

いや、私はどんなバカコメディでもわりと単純に「好きだなぁー」とか思っちゃうんだけど、この映画には生理的に受け付けないシーンがポロポロとあって、そこがどうしてもキツくて、思い切り楽しめなかったっぽい。いちいち水さされちゃうんだもん。
エロはいいけど、グロはダメなの私。グロにはすごく弱い。
だからトム・グリーン!君さえいなければずいぶんマシだったのよー(涙)。
もうねー、トム・グリーンが蛇いじったり鼠食ったりするんだよね…あれ、どうしてもイヤだわ。
変人キャラなんかいらねーよー。
それと、レストランのオヤジね。ギャー(涙)。あんなの見たら外食できなくなるよ。
サイコ助教授もキモイ。もう、どこもかしこも変人だらけ。
アイバン・ライトマン(製作総指揮やってる)はこんな妙ちくりんな世界が好きな人じゃなかったと思うんですが?私の勘違いか?

妙に色白な虐められキャラもいたけど、あれもなんだか気持ちがスカッとしない感じです。
巻き込まれ型の役割につけるにはちょっと被害者っぽすぎ。
クルマも壊され、お金も取られて…なんて。明らかに利用されてるだけ、って感じで、友情で結びついているとはとても思えないところがミソ。
ま、友情でつながっていないならそれはそれでいいんだけど、着地点が友情物語っぽいので不可解なわけです。もうちょっと魅力的な関係性を作り出せたらよかったのに、と思うね。

とはいえ、私はアメリカの「道」が大好物なので、ロード・トリップの風景を見ているだけでもまぁ、満足でした。
それに、この映画はブレッキンが主役張ってる唯一の(?)作品なので、やはりブレッキンを観るならこれが一番出番が多いんでハズセないです。
ブレッキンの魅力(持ち味)全開のキャラですし。だからなおさら周りがもっとマシだったらと思わずにいられないんですが。

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ショーンはいつもどおり仕切り屋のバカキャラです。
これも期待を外さない。まんま「アメリカン・パイ」のスティフラーですもん(着てる服まで(笑))。
でも、それだけです。それ以上のプラスアルファは無し。スティフラーの方が5%ほど割増しでバカ度高い感じ。要するにこっちのが弾け方がちょっと弱い。
エイミー・スマートの裸はきれい!