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栃響第83回定期演奏会


今回の栃響定演は、めちゃくちゃ楽しみにしておりました。
なぜならソリストに宮田大くんが来るから!!
プログラムはオール・ブラームスです。


演目

■「大学祝典序曲」
■「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調
■「交響曲第2番 ニ長調
アンコール:「ハンガリー舞曲の第6番 ニ長調


指揮・井崎正浩
ヴァイオリン・齋藤吟思
チェロ・宮田大

2007年6月17日宇都宮市文化会館大ホール


私の中では完全に、今日のメインはブラ2じゃなくて協奏曲の方です。もちろんですとも。
でもって、やはり協奏曲がダントツに良かった!
すごかった。
ああ、ホントに聴きにいって良かった・・・(涙)。
オケがもたりがちでソリストの勢いについてゆけてない部分も多々ありましたが、そんなことも凌駕するほど、とにかく若い二人のソリストが素晴らしかったです。
宮田くんのチェロは、絶好調です。
この人の音色って、なんというか・・・ちょっとエキゾチックな気がする。
色気があって覇気もある、みたいなね。イイよ〜。
ノリもすごいいいし、もーゴリゴリ弾くよ。攻めのチェロだね。
見たくれもあいかわらずチアキシンイチ風味で、さらに華が増してました。見惚れますよ。絶対。
って、こう書くとすっごいファンみたいだなぁ・・・(汗)。いや、ファンですけどね。
で、バイオリンの齋藤くんですが、こちらがまた、乙女のようなピュアな音を出すの!すごいキレイ。雑味のない音ですね。
女の人だってもっとガサツに弾く人いっぱいいるのに、とにかく美音。なんとも素直で伸びやかな演奏をする。
この二人の掛け合いはそりゃもう見モノ(聞きモノ)でした。
攻める宮田くんと、まるでそれに気づいてないように邪心なく歌う齋藤くん。
宮田くんはちょこちょこと齋藤くんの表情を伺うのだけど、齋藤くんは目も合わせない。ツンデレ?ってより天然?(もしかして緊張してただけかもしれないけどね。)
3楽章でようやく二人はニコッと微笑みあうんですよ。ちょっとした感動だね(笑)。
齋藤くんはまさに「姫」な状態でしたなぁ。
・・・って、すまんね、妄想(汗)。
とにかく活き活きとしたブラームスでした。面白かった。


「大学祝典序曲」は、初っ端からまたもや金管の弱さがちょっと感じられましたが、なかなか良かったです。
井崎さんの指揮はイキの良さが感じられていいですね。
ブラ2は・・・
・・・普通でした。
てか、私はあまりこの曲が好きではないので(爆)、淡々と聴いてしまいました。細かく聴いてない。
近くの席でめっちゃ入り込んで聴いてるオトコの人がいて(陶酔の表情で指揮を振りながら聴いてるんだよ・・・)それが気になってしょうがありませんでした。そっちばかり見ちゃったよ。濃すぎ・・・。
途中ちょっと眠くなったんだけど、座ってた席がステージ上のお知り合いの団員さんと丁度目が合う位置だったので、頑張って起きてましたよ。
寝てたの気づかれたら赤っ恥だもんね。
ま、そんな状態だったので感想を言えたもんじゃありません。気持ちよくて睡魔に襲われるのは演奏が素晴らしい証・・・と、故・岩城宏之センセイが言っておりますから、きっとそうだったのでしょう(?)。


演奏会の会場まではいつも自転車で行きます。
ワクワクした気持ちを抱いて、風を切って街路樹の緑をぬけてゆく時の至福ったらないですよ。
思わず、ブラウニングの詩の一説が浮かびました。
「神は天に在り、全て世はこともなし。」




栃響は、いつも私を幸せな気分にしてくれます。
プロのオケでもないし、すごく巧いというわけでもない(すみません・・・(汗))のだけど、私の一番好きなオケ。
なんというか、隣に普通にいてくれるような気安さと親しみ易さと、楽しく音楽を聴ける雰囲気があるんですよね。
これからも栃響の演奏は欠かさず聴きに行きます。
次回特別演奏会(9月)のチケもすでに入手済み。
バルトーク、モツアルト、Rシュト・・・と盛りだくさん。歌もある。楽しみデス♪
ちなみに今週と来月の半ばと、近々2回、また宮田くんの演奏会行きます。
「じゅうぶん追っかけなんじゃん?」って言われちゃってますが・・・そ、そうなのか?うーみゅ。そんなつもりはないのだが(汗)。