そここそがあなたがあなたであるところ


昨日、さんざん阿嶽の仕事のことで愚痴った記事を載せちゃったけど、よく考えてみたら、私は阿嶽がそういうヒトだからこんなに好きなんだ、ということに気づきました。
才能があって、大人で、誰からも頼りにされる。穏やかで、優しくて、誰と一緒にいてもそこに依らずしっかりと独りで立ってる人。
なんというか、上手く言えないけど…阿嶽って、私とは真逆の、しっかりした立派な男のヒトなんですよね。見たくれの若造感とは全然違う、ちゃんとしたヒトなんですよ。
自己主張よりも「和」を優先できる大きな心を持っている、ってのはある意味それだけ揺るぎがない自分をもっているから、なんですよね。
てか、阿嶽の場合はそう。見てればわかる。ずっと見ているんだから、わかります。
うんと若い、やっとTVに出してもらえてた頃、若造だからとバカにされながらも自分の与えられた役割(それは明らかに自分がやりたい役割ではないはずなのに)を笑顔でこなしてたケナゲな姿を思い出します。それもこれも、曲を流してもらえる、演奏させてもらえる、ってことの対価だと割り切ってた。
阿嶽は初めから心底ミュージシャンで、それ以外は「些末なこと」で…それは微塵も揺るぎなかった。
「大事なのは、寛容の心でしょ」は、阿嶽の口癖だ。
男らしいでしょう、この潔さ。
そういう彼の心の在り方を、私はもっと信じてあげてもいいんじゃないか、って思いました。
まぁ、どうあれ「兄弟本色」(お犬と一緒の事務所ユニットね)の仕事は、ホンッットに大嫌いなんだけどさw