証券会社主催、LIFE ONEマネースクールのセミナーに参加してきました。
テーマはお金の基礎。
家計、貯蓄、保険、資産運用などの基礎的知識を教えてもらってきました。
レクチャーの途中で難しい計算問題が出てくるので四苦八苦して考えるのですが、まるでわかりませんでした（汗）
今から考えればお金の勉強って絶対必要なのに、こういうのを義務教育でも高校でも教わっていないことがオドロキだね。
衆愚にしといて税金ふんだくろうっていう国の策略かとさえ思うわ。
知っておきたいお金の計算、いくつか例題を挙げてみます。
■「毎月１万円を40年間、年複利10％金利で積み立てた額と、年単利10％で積み立てた額は？」
答え：複利だと5840万円、単利だと528万円になります。
複利の凄さがわかります。
かのアインシュタインは「数学の歴史上、最大の発見は何か？」と聞かれたときに「複利」と答えているそうですからね！
■「元本100万円を運用して倍の200万円にするには、金利3％、9％、0.2％ではそれぞれ何年かかるでしょう？」
答え：3％＝24年後 9％＝8年後 0.2％＝360年後
これは、72の法則といって「72÷金利」で元本が2倍になるまでの年数が求められる法則です。
今の日本の超低金利は0.2％くらいですから、ただ漫然と貯金をしてもまったく運用効果は得られない、というのがありありとわかります。倍になるには江戸時代から貯めてなきゃいけない計算なんて、悲しくなってくるね。
■「1ドル120円のときにドル建て金利5％で運用した100万円（A）と、1ドル75円のときに金利1％で運用した100万円（B）は、10年後それぞれ日本円でいくらになっているか？」
答え：A＝1002万円 B＝1116万円
金利が低くとも円高時の外貨預金は運用に向いてるんですね。
お金の基礎から、保険の種類や入り方、家計簿のつけ方、投資の仕方など、基礎的なのにまったく理解していなかったことを教えられて目からウロコでした。
どんぶり勘定の考えナシがいかに損しているか、ってのがしみじみわかりましたよ。
ぶっちゃけ「これからはどこに投資したらいいか」的な内容だと思ってセミナーに参加したのですが（爆）、全然違いました。
でも、投資先を指南されるよりずっと有意義だった。
2時間半、みっちり経済の勉強して、かなり意識が変わったもんね。これを少しは今後に行かせるといいなぁ。
各種飲み物は飲み放題ですし、お土産に地元有名洋菓子店のトリュフチョコまでいただきました。
無料なのになんでこんなに至れり尽くせりしてもらえるのか…って仕組みに関してはちゃんと説明を受けたのですが、どうにも感覚的に収まりが悪いというか、恐縮感パない感じ（汗）。貧乏性なのかもな。
販促の一環や啓蒙活動なんだということはわかるんですけどね。
