元気出していこう


都知事が「お花見を自粛するように」って呼びかけたとか。
苦しい思いをしている人がいるこの時に、桜を眺めて酒飲んでドンチャン騒ぎをするなんてあんまりだもんね。
そう言いたい気持ちはすごくよくわかる。
そもそもそんな気分になれないってのもある。
でもそれを、上に立つ人間が決めてはダメだ。誰かが指図する問題じゃない。
自粛したい人はおのずとそうする。それでこそ人の想いがつながる。
誰かに禁止されたから、人の目があるから、って理由で「自粛」するなんて、全体主義に通じそうな閉塞感があって、なんだかイヤだ。
話に聞く、太平洋戦争時の「このご時勢に○○するなんて、非国民」的な様々なエピソードに通じる気がする。
ただでさえ、日本人の「自粛」は心配されてるのに。


基本的に、日本人ってのは優しいのね。礼儀も正しい。だから「自粛」って感覚が自然に備わってるのでしょう。
でも、この記事で指摘されているように、気持ちばかりが先行して、その先にあることはあまり考えてないのも確か。
精神論が先行しがち、というか。
痛みの共有ってのを、あえて実質的な数字に換算したほうがいいのかもしれない。
義援金を送る、物資を運ぶ、手助けをする。幾ら送って、どれだけ運んで、何をするか。
気持ちはあっても、それを形に変えない限り、意味がないのかもしれないし。
自粛することによって満足してても、それは誰のためにもならない。
疲れ果ててへとへとになってしまわないためにも、自粛、という言葉に縛られないようにしないとね。


私も疲れてきてる。
気にしてもしょうがないことを気にしたり、考えてもしょうがないことを考えるのはやめよう。
実質的になろう。
これからは、ブログにもちょっと違ったことを書こうと思います。てか、元に戻ろう、と。


昨夜、言葉の通じない場所(なんか、ハングルっぽい言葉が溢れてた。韓国か?)で迷子になる夢を見ました。
電車に乗ってもバスに乗っても、帰るべき場所に帰れない。どんどんわからないところに行く。
地図を一枚持っているのだけど、現在地がどこかわからない。
そういう夢。まさに心が不安定になってる証拠だ(汗)しっかりせねば。