昭和のお母さんの楽しみをともに

最近は高度成長期だけでなく昭和初期(戦前、戦後まもなく)の主婦雑誌にも凝ってて、またもや古書を買ったり読んだりしてます。
先日手に入れたもののひとつはこれ↓主婦の友、昭和24年8月号の付録育児書です。

 

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中に載ってるイラストの坊やがウチの子に似てて可愛くて可愛くて(爆)、思わず買ってしまったのぅ。

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ちっちゃい冊子なんだけど、食事の与え方、病気への対処法、発達のようすなどから育児のアイディア、洋服の作り方、布団の打ち方まで、ありとあらゆることが載っていてすごく充実してます。

実用的な部分の記述が時代を感じさせて面白かったり(たとえば、黄粉や小麦粉を使った代用乳なんかの作り方が載ってたりする)、イラストに描いてあるお母さんの和服や籐製のゆりかごが素敵だなぁーといった部分を見るのも面白いのですが、何よりも楽しく思うのは、昔、こういう冊子をわくわくしながら手に取ったお母さんたちがいた、ということが想像できることです。
なんか、時を越えてつながっている気がして嬉しくなるんですよね。


今の私が読んでも、工夫や創造がいっぱいで、わくわくするんだもん、昔のお母さんたちだってきっとそうだったはず。可愛いレギンスの編み方なんかも載ってるし。作りたくてうずうずしてくるもんね。

家事育児には尽きない楽しみがある、ってことを教えてくれるところがこうした主婦雑誌の素晴らしさです。