帰ってまいりました

一昨日の日曜日、素晴らしい秋晴れの日に無事に退院いたしました(^-^)。
入院日数10日間、術後8日での退院です。
台風の日に病院に入り、べべが生まれ、出てきたときにはすでに秋の空。

怒涛のような何日かを終えて、気がついたらすっかり季節が変わってて、なんだか感慨深いものがあります。
ちなみに、ブログでは10日の投稿になっちゃってるんですがべべが生まれたのは9日の朝です(^^;)。9日のうちに間に合うように、激痛との戦いの中、急いで送信したんだけども(涙)。ライブドアの反応が遅すぎたのね。あいかわらずホスト重いな、しかし。

術後はとにかくもう痛みで体がしんどくてしんどくて、まるでこの世の果てに行って来たような気分だったのですが、今はもうなんだかそんなこともはるか遠い記憶のような気がします。肉体的な痛みというのは時とともに癒え、その感覚を忘れてゆくものなんですね。
でも、「めちゃめちゃ痛かった!」という記憶は強烈に残ってる(笑)。
帝王切開は自然分娩の100倍キツかったです。それってたぶん医院の方針によっても違うんでしょうから、闇雲に恐れるものでもないと思うけど。
とにかくウチの医院の場合は、麻酔も弱めだし痛み止めの処方は一切なし(!)だし、早期離床方針で術後翌日から(寝返り一つできない人間を)歩かせるという拷問のようなことをするトコなので、もうーー精も根も使い果たしましたよぅ。
でも、おかげで(?)回復は早くて、今となってはそんな鬼のような仕打ちにも意味があったんだと納得できる気がします(^^;)。

べべは無駄泣きしないいい子です。
まだまだ「おっぱい飲んでネンネして」ってだけの毎日だけど、久しぶりのこの感覚…とってもいい気分です。赤ちゃんのいる暮らしは暖かな繭の中にいるようで、とても好き。
うとうとしながら、可愛くて柔らかいべべと一身になって過ごしてる感じは、たまらなくシアワセです。
妊娠期間中は体調不良と不安との戦いで、出産は痛みとの戦いで、べべがやってくるまでの過程は正直言ってあまりシアワセではありませんでした。
「なんでアタシばかりがこんなにシンドイんだろう」と思っていた。ただただ、べべが無事にやってきてくれることだけを祈って、そのためなら今はこれでもいいと我慢してきた。
でも、無事に産まれちゃったらもう、そんなシンドかったことも一瞬で過去の事になっちゃいました。一気に幸福な気分に満たされて、今はもうただただ安堵感と満足感に浸ってます。怒涛の10ヶ月を通り抜けて、今はやっと自分の場所に戻ってこられた感じ。

出産時のことは、かなりいろんなことを考えたりして書き留めておきたいことも多いので、いずれ時間ができたらまとめて書いてみようと思っています。
べべの話はこれからも自然に出てくると思うけど、とりあえず「非日常」が終わったってことで。

それから、ブログやメールでお祝いの言葉を寄せてくれたみなさん、どうもありがとう!すごく嬉しかったです。感謝の気持ちを伝えたいのに、今のところなかなか時間がなくて返事を書ききれていません。すみません(涙)。いずれまたゆっくりと。