イグアスの滝をテーブルに。

ブエノスアイレス・ゼロ・ディグリー」のDVDのオマケについてきたランプを灯してみました。

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水面のさざなみがうっとりと明かりの中に浮かびます。
…が、ちょっと放っておくとカバーのビニールが白熱灯の熱により引火しそうで怖すぎる代物です。
ドキドキ。

「ゼロディグリー」は、レスリーの不在になった今見るせいか、とても感慨深いものがありますね…。

この映画、私はあんまり好きじゃないんですけどね。
カーワイの映像は基本的には好みなのですが、ブエノは…お話があまりにもどうにもこうにもラチがあかなくて、そこが嫌で。
でも、ああしてごちゃごちゃと感情の収拾がつかなかったり関係をこじらせたりする恋愛というのもきっとあるのだと思うし、その哀しみってのはあの猥雑さでこそ表現できたのかも、とは思えます。(それにしても見たいタイプの作品じゃない)
それでも私がこの映画に興味があるのはひとえに偉仔が愛らしいからです。つっこみどころが満載なのです。カーワイが偉仔を騙した効果が全体に溢れてます。
で、「ゼロディグリー」の偉仔も、ちょっとした表情が信じられないくらい愛らしかったりします。
私にとって彼は「影帝」でもアーティストでもなくていいんですよ、この愛らしさだけで。