美術館の庭に

松本秋則氏の手による「竹のオーケストラ」が点在していました。

 

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風が吹くと、素朴な竹の音が遠くからかすかに聞こえてきます。
広い野原の向こうから渡ってくる音は、青い空にポッカリと浮いてなかなか動かない真夏の雲に吸い込まれてゆくようです。
日盛りの石畳から見たこの光景は、どこかしらマグリットの絵のようで、不思議な夢を思わせました。