気になるニューカマー

AppleMusicでちょいちょい台湾の最新ヒット曲を流すプレイリストを聴くのですが、先日、どうにも心に残る曲に出会いました。知らず知らずのうちにヘビロテ。
台湾のサーフカルチャーから生まれたミュージシャン、KJ(田廣潤)が歌う「東北季風」って曲です。
とりあえずお聴きくだされ。

 


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うーん。実にいいなぁ。
台湾の東海岸。冬場の海。どんよりと曇った空の下で、季節風を避けて良い波が来るのを待つサーファーたち…という情景を歌ったものだそうです。雰囲気たっぷりですね。
この曲に使われてるパーカッションの音は、海辺に捨てられていた廃棄ゴミ(空き缶や瓶や洗濯機のホースやなんやかや)を集めて、楽器のように音を出しているんだって。SDGsど真ん中な感じね。
深みのあるセミアコのギターにチェロのお姉さんがいい感じで絡む。彼女の音がまた、ちょっと文化度の高い雰囲気を醸し出してる。イケイケのサーファーってよりも、センシティブで詩的なイメージ。

ん?台湾サーフシーンで人気のミュージシャン…というと、誰かさんと被るぞ、って感じですが、交流はあるのかな?ライバル登場?ちょっと気になるところです。