物語を書いてる時に時々立ち止まって、時代背景を確認したりすることがしょっちゅうあります。
設定が細かくなってくると、その都度歴史年表で対照してゆくのも難儀になってくる。
いよいよ立ち行かなくなったので、重い腰を上げ(いつかはやらなきゃと思っていたがズーっと先延ばしにしてた)自分なりの視点でまとめたノートを作りはじめました。
近現代の日中関係に特化した、実際の歴史上のできごとと、創作上の出来事が同時に把握できるノートです。
並行して、全体の流れを掴もうと思って、書評で評判が良かった水木しげる先生の「コミック昭和史」を読み始めました。
これがもう、凄く良くて!
今までなんで読まなかったんだろう。昭和史に関してはこのシリーズがあれば十分じゃん!ってくらい、歴史の流れがよくわかる。点で知ってた事柄が次々と繋がってゆく感じ。
なんといっても構成が巧いのです。
水木先生自身の回想記と当時の出来事がうまく絡みながら進んでゆくのですが、これが実に効果的なの。当時そこに生きていた人の視点で歴史上の出来事を見るような気持ちになれる。臨場感が違うんですね。歴史の中に個人が生きている、という感覚がイイ。
取り上げているできごとも、政治、経済、文化、世相…まんべんなく偏らずに出てくる。戦争の描写も容赦ない。複雑な太平洋戦争の経緯もつかみやすいです。知識の最初の土台を作るのにこれほど適したテキスト(ダジャレか)はないかも。オススメです!
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週末ランチメモ
「Dairin(ダイリン)」という広東料理のお店に行きました。
エビチリ、点心、おかゆ、梅搾菜、サラダ、棒棒鶏麺のランチ。
すごく美味しかったです!
でも量が多い。時間をかけてやっと食べました(^^;満腹!