初ミステリ!?


ちょちょちょっと待って、おにさーん。
「悪魔が隣に越してきた」ってなんですのーーーん!



ネットチェックを怠っている昨今、全然知らなかったのですが、なんとマッタンがミステリー小説を書いてました!
「火花」後、最新の小説ですよ。
普段から「ミステリーはあまり読まない」って言ってるマッタンが書くミステリ。
これは……(;゚ Д゚)ゴクリ・・・期待大!!
「探偵女子」ってムック本に載ってます(「名探偵コナン」の特集ムックなんですが、この雑誌の存在は知ってたし、気になって手に取ってパラパラ見たりもしたのに…なんで気づかんのよワレ!)
というわけで、慌てて買ってきました。



あーすごく満足!
買ってよかったーー。
さすがにミステリ……ではなかったけど、「世にも奇妙な」風の、でもちょっと理屈っぽいところが面白い、すごくステキな風景のあるお話でした。
マッタンらしさもしっかり出てましたよ。これならマッタンが書いたとわかる。
マッタンの小説のイイところは、ガツンとこちらに強烈に伝わる風景と空気感があることです。心模様はどうってことない会話と景色に溶け込んで、静かに伝わってくる。
で、わりとドライな肌触りがするの。(いつか、ウェットな情念に駆られたマッタンが読んでみたいw)
小さな表現が優しい、ってのもいつも思うけど好きです。
そう、「女子」っていう言い方より「女の子」って言うマッタンの方が好き。ちょっと前にそう感じてたので、偶然にビックリ。
マッタンは自分のロマンチックな部分にちょっと無自覚かもしれない。そこを自覚したら、凄い「女の子」を書けるんじゃないかと思う。楽しみです。