醤油いろいろ

先日、デパ地下で新しいグルテンフリーの「だし醤油」なるものを見つけました。
勢いで買ってしまったけれど、よく見たらかなり原材料が多い商品でした。

果糖ぶどう糖液糖、しょうゆ、食塩、発酵調味料、砂糖、かつお節エキス、かつおエキス、昆布エキス、アルコール、調味料(アミノ酸等)、酸味料

うー。ちょっと早まった。
原材料のひとつに「しょうゆ」と書いてあるのが謎です。(そのしょうゆが何からできているかを知りたいのになぁ)。同じメーカーで「グルテンフリーしょうゆ」というのがあるので、たぶんそれなんでしょうが、その「グルテンフリーしょうゆ」の原材料は、脱脂加工大豆、食塩、アルコールです。
脱脂加工大豆ってのは、大豆の搾りかすです。醤油を作る際に普通に利用されるものですが(国産醤油の8割がそうらしい)、丸大豆使用の醤油の方が美味しいし栄養もあります。
脱脂加工大豆は加工品なので、原産地がどこだか不明だったり、組み換えかどうかもわからなかったりしますから、不安は残る。
醤油を選ぶ際、今の私はとにかく小麦を摂りたくないので「グルテンフリー」が優先順位一番ですが、一般的な醤油を選ぶ場合、「丸大豆か脱脂加工大豆か」「原料に何が使われているか」「添加物の有無」「遺伝子組み換えを使用しているか否か」「原料の産地はどこか」など、見るべきところがいろいろあります。
基本、醤油は大豆と小麦と塩でできていて、それを長時間発酵させることで、本来の醤油の旨味と栄養が生まれる。だから原材料はシンプルにこれだけのものを選ぶと間違いないようです。
で、原料の産地もできれば国産100%と書いてあるものが安心です。
輸入物はやはり農薬やポストハーベストの問題が心配。遺伝子組み換えも、少量の(5%程度の)混入だったら「遺伝子組み換えでない」を名乗っていいようですから、完全には信用できません。100%国産だったら組み換え作物は混じっていないので安心です。
醤油って和食中心の生活には欠かせないし、毎日使うものだからチリツモなんですよね。添加物の無い、安心なものを使うことで、体に負担がかからないのではないかな。
ということで、いろいろ探した結果、「小麦不使用(グルテンフリー)」で、「国産の丸大豆使用」で「大豆と塩のみの原材料」という、実に優秀な「これ一択?」って感じのお醤油を発見しました。
それがこちらです。

f:id:freaky47:20180416130456j:plain



岡直三郎商店「冨士晃」たまりしょうゆ。
コクがあって雑味のないお醤油です。濃いお醤油だけれど、塩分濃度が高いわけではなく、むしろ低いのだそうです(色の薄い淡口醤油の方が塩分濃度が高い)。
そのまま使っても美味しいですが、照り物、焼き物に使うと格別とのことなので、さっそく試してみたいと思います。

お店のHP

www.nihonichi-shoyu.co.jp

 たまり醤油というと、東海地方や九州地方で多く作られているもののようですが(全国の流通量は醤油の中で2%に満たない)、なんとこの会社はわが故郷・群馬にあるというのもポイント高いです。

 


◆今日のグルテンフリー(17日目)


【朝】リンゴ、甘夏
【昼】雑穀米、納豆
【夜】ごはん、鯵の開き、鯖の竜田揚げ、蒸野菜のごまソースかけ(蓮根、人参、さつまいも、蕪、里芋)、ぎばさ(ポン酢)、味噌汁(豆腐、ネギ)
【間食】サラダせんべい、バニラアイスクリーム、デトックスウォーター、コラーゲンドリンク

 

f:id:freaky47:20180416130448j:plain