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こんな大河ドラマがあったらネタ


連続更新の大先輩である「Anemone Diary」のチチカカさんが、ネタに困った時にどうぞと「お題」をくださいましたので、早速答えてゆきたいと思います!(まだネタに困っていないのに、嬉しくて飛びつくというw)
幾つかお題をいただいた中の、まずはこれ。


「3年後の大河ドラマを自由に作らせてもらえるとしたら、どんなドラマにしますか?」


このお題をいただいた瞬間に、妄想が間欠泉のように噴き出してしまったくらい、こういうのを考えるのがめっちゃ好きです!
ワクワクしながらベッドに入ったら、次から次に妄想が湧いてくる湧いてくる。
やー実に楽しかったー。
もう私この大河ドラマ見たよ!レベルww
結局、どう考えても大河で実現するのはムリな題材なのだけど、ずっと見てみたいと思っているものを作らせて(?)もらうことにしました。
これも絵空事ならでは、ですね〜。でも、本気でプレゼンしちゃうよw


舞台となる時代は、日本の中国侵略がはじまるところから敗戦後(昭和24年)までです。
主役は石原莞爾
ストーリー展開は石原の生涯を中心にする形です。


オープニングは明治40年。黄昏の紫禁城から始まります。
白粉を分厚く塗った余命短い西太后が、大勢の女官や宦官たちに囲まれて満漢全席をゆっくり口に運んでいる。もうもうと焚きこめた香の煙。倦んだような空気の中で、前年に生まれた溥儀を、次の皇帝に立てようという話をしている。
同じ頃。
陸軍の士官候補生として山形の連隊に派遣されている18歳の石原莞爾が、雪の中を歩いている。
貧しい東北の寒村。人買いの女衒があどけない少女を引き受けにきている。道端には生き倒れの老人。痩せた馬を曳く行商人が咳をしながら通り過ぎてゆく。その光景をじっと見つめる石原の目。
爛れて頽廃する清朝王室と、雪深い貧しい日本の寒村…という対比。


ここまでがアバンですw
その後の日本がなぜあのような道を辿ったのかを暗示するようなオープニング。
肯定否定の感覚を入れず、時代ならではの様相がある、という立脚点で描きたいですね。


数年たって関東軍の参謀として大陸に渡る石原。物語はここから動く。
宗教(国柱会日蓮宗)を根本においた思想から、王道楽土、五族協和、八紘一宇を夢に見て満州建国に奔走したのはいいものの、実際は理想がどんどん現実からずれていってしまい、軍部の方針とも対立し、表舞台から去り、宗教的境地にさらにのめりこんでゆく中で終戦を迎える…という、石原の人生を、日中戦争から太平洋戦争の敗戦へとつながる時代と共に描いてゆくのです。


どうせだから配役も決めちゃおうか(ワクワク)。
石原莞爾は……松ケンだね。松山ケンイチ。山形弁を勉強してもらおう。きっとよく似合う。
西太后波乃久里子ね。このあたりは無理やり日本の俳優で。
紫禁城には最後の皇帝溥儀(瑛太)がいる。悲劇の皇后・婉容(波留)、日本軍の息のかかった川島芳子蒼井優)、彼女の婚約者でもあったカンジュルジャップ(佐藤健)なども出てくるぞ。
蒋介石袁世凱、ギャングの杜月笙なんかは中華の俳優に演じてもらいましょう(どれもそう深く関わらないので適当に)。
ついでにアタシの大好きな丁黙邨(ディン・モーツン)も入れちゃおうかな。演じるのはもちろん偉仔、トニー・レオンで!←「色・戒」で演じた役は、モーツンがモデルですからね。


重要登場人物としては、まず石原信者の辻政信
この人の描き方でドラマが面白くなるかどうかわかれるくらいのキーマンです。狂気の演技が上手い人、ってことで山田孝之で。
それと、マエストロ小澤征爾の父・小澤開作。このヒトも石原の腰巾着。ちなみに小澤征爾の名前は板垣「征」四郎と石原莞「爾」から取ってつけたほどの石原信者です。これはもう、単に話題作りで実の孫(小澤征悦)にやってもらいましょう。
そして、特務機関の大物・土肥原賢二大森南朋)、満州事変の板垣征四郎遠藤憲一)、犬猿の仲の東条英機吹越満)、満州の黒幕・甘粕正彦阿部サダヲ)、近衞文麿(西島秀俊)、あたりが必要ですね。
宗教的な側面を支える軸として、国柱会の田中智學(井浦新)と、宮沢賢治神木隆之介)は絶対に外せません。
数少ない女性陣は、奥さんのテイ子(多部未華子)、賢治の妹のトシ(桜庭ななみ)、山口淑子[李香蘭](石原さとみ)あたりか。


なぜここで宮沢賢治なのか?というと、石原と賢治は同じ年に国柱会に入会していて、それぞれ日蓮の教え通りの「理想郷」を作ろうと尽力するのですが、その方向がものすごく違っている。同じ理想の具現化がここまで違う、という面白い(?)多様性を描けるのがイイかな、と思うのです。
どちらも夢破れていくところもセンチメンタルで心に響きますし。
賢治と石原は直接繋がりがないので(石原は当時大陸に単身赴任だったので)、石原の妻のテイ子を介してつなげてゆくことにします。


賢治の唯一の親友・保阪嘉内(山田涼介)も出しましょうね。二人の関係はかなりロマンティックなので。
それと、物語の狂言回しの役割をつけるために架空の人物を一人、設定しておくといいかもしれない。国柱会に所属する貴族、みたいな設定がいい。石原の二大柱(国柱会関東軍)を、関係者として間近に見ることができる第三者的なポジションで。
これを松坂桃李くんにやってもらう。
で、この役は「語り」もやる。つまり「語り」は桃李くんw
以上。


あー。誰かドラマ化してくれないだろうか。
見たいーーーー!
でもムリだよねぇ。時代がね。あと、一定の宗教(思想)が絡むところも難しいね。
あと50年くらい経てば、この時代のものもエンタメとして大丈夫になるのかな。
坂の上の雲」はドラマ化できたもんね(大河じゃないけど、準大河だろ)。
あれだって、天皇は出てくるし山本五十六は出てくるし、乃木希典の描き方だってむずかしいはずなのに、やっちゃったじゃん。
石原莞爾の時代はいつくるのか。
悪者として単純に語られる存在ではないその姿をぜひ見てみたいのです。
(No.4)