いよいよキーさんとボロジャの公演迫る

ボロジャ指揮&キーさんがソリストで登場のフィルハーモニア・オーケストラのイギリスでの演奏会が近づいております!



1月の17日、24日はロンドンのRoyal Festival Hallで
22日にはバーミンガムのSymphony Hallで演ります。
って、アタシにゃ関係ないんですけどね。聴きに行けるわけではなし。
でもこの音源はCDになりますから(すでにその予定)、大いなる先の楽しみです。
プログラムは、プロコフィエフ交響曲第1番「古典」、同じくプロコフィエフのピアノ協奏曲2番、アルベール・ルーセルの「バッカスとアリアーヌ」、ドヴュッシーの「牧神の午後への前奏曲」。


ところで。
キーさんの2年先までのスケジュールが出ましたが、なんと、日本公演が見あたりません。
来年のアジアツアー、台湾、香港、韓国とあるのに日本の予定は出てないんですよね。
うーみゅ。
複数会場の公演になるでしょうからその調整の関係で詳細がまだ出ない、というところかもしれませんが、キーさんのスケジュールってカッチリ決まった上で発表されることが多い気がするので、もしかしたらこの先2年の来日はナシかも?という事態も考えられます。
キーさんのステージは目眩がするほどゲロ高いので、来日があってもなくても複雑な心境に陥ります。
ボロジャのステージ(エヌ響ですけどね)は毎回6千円程度で聴きに行ってたわけですが、キーさん1度で2万するもんね。
アイタタタ。
2年前はハマりたてで盲進状態だったんでそれもヘーキでしたが、今は全然ヘーキじゃないですからっ。
そんだけ出したらどんだけ中古CD買えることか、とかどうしたって考えちゃうし。
でも、何年かに一度なんだし聴くべきだよなぁとも思うし、きっと聴きに行くんですけどね。
リサイタルの間隔が開きがちなのは貯金期間ですよ、ってことなんですかね。それだったら7千円くらいで毎年来てくれるほうが嬉しいなぁ。


以前、キーさんの熱烈追っかけで、ソープで働いてお金を稼いで世界中のキーさんのリサイタルに行ってる人がいる、ってのを聞いたのですが…なんかもう…すごい果てしなくセツナイ気分になります。
だって、それって物語ですよねぇ。
お馬鹿さんでさ、いじらしくて…ちょっと「人魚姫」みたいだなぁーなんて思っちゃった。
気づかれずに消えてゆく泡のようなせつなさがあるような気がしません?
その向かう先がファー流とかハン流だとかのアイドルなんかだとシラケちゃってハナシにもならん、って感じちゃうんですけど、向かう先にいるのがキーさんだと、なんだかめっちゃ深いなぁ…なんて。
うーん。上手く言えないけれども。
「痛み」の存在を感じるんですよ…そのオンナの人とキーさんそれぞれに。そのお互いの距離に。
遠い遠い星と、海の泡と。
どちらも独りぼっち。住む世界も違う。でも、何かが呼応している。誰にも知られずに。とても静かに。
きっと海の泡は星のあかりに照らされてパチンと弾けてしまうのね。
そんなイメージ。
嗚呼センチメンタル。