ういさんの素晴らしき世界

書籍にケチ臭くなって…と先日書きましたが、どうしても散財対象になってしまう分野があります。
それは手芸本!
「お♪」と思ったものはすぐ買っちゃう。
作りたいとか作ろうとか、そういうのとはまったく別のところで、手芸本自体が好きなんですよね。
もうね、手芸本見てるときは至福だね。
オークションでもよく買うし(これは70年代のニット関係など古いものが中心)、新刊もカタログもしっかりチェックしてます。



Journey―トキメク旅心をバッグにつめて


こちらは最近の一番のお気に入り。
私の大好きな中林ういさんの創作本です。
これ、最初に図書館で出会ったのですが、衝撃を受けるくらい感動しちゃって、どうしても手元に置いておきたくなったのです。



ういさんワールドは不思議でステキ。
今まで手芸作品のモチーフにはあまり使われてこなかったような日常のシーンを作品に入れるのです。
発想の意外さとセンスの良さが絶妙に溶け合っていて、手芸の世界にアートが無理なく入り込んでいる。
正直、手芸の世界って技術のスゴイ人は多いけど、センスのいい人がわりと少ないんですよね…特にニットとキルトの分野ね(爆)。
美的感覚が20年くらい遅れている人が多い(ここで40年遅れていたらむしろオシャレだったりするのかも?!)。
ういさんは紙モノ(スタンプや切り紙)や布バッグの人なんですけど、このアートセンスをニットに応用できないもんでしょうかね。


それと、こないだアマゾンで買った靴下編みの本もお気に入り。

Favorite Socks: 25 Timeless Designs from Interweave

Favorite Socks: 25 Timeless Designs from Interweave

  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: リング製本

アメリカではニッティングといったらソックスが一番人気!なんですよね。
手軽で、持ち運びできて、すぐ仕上がって、作品が邪魔にもならない。いいことづくめ。
このレシピにはスタンダードだけどセンスのいいデザインが載ってます。



カワユス!
編んでみたい〜。