年末に手掛けていた旦那のフィッシャーマンズが、ようやく出来上がりました。
本人がリクエストしただけあって、喜んで着てくれているのでこちらも嬉しいです。
ケーブルの模様が綺麗です~。
こちらの作品は「暮らしの手帖」2008年37号に載っていた小瀬千枝さんのパターン。
こんな精密で完璧で、しかも編み手の都合でアレンジも効かせやすい優秀なパターンに出会えたことが嬉しいです。
肩や襟の綴じハギの際に模様がすごくキレイに出来上がるのにも感動でした!綴じ目まで計算ずくでデザインされているんですよ。
サドルショルダーになっているので、着用時にもっさりしないのも着てみて実感します。
凄いパターンだなぁ~。さすがプロ!って感じ。
こちらはお嬢に編んだニット帽。
寝癖隠しのような便利使いできるシンプルなニット帽が欲しいというので、余り糸でちゃちゃっと編みました。模様は定番のケーブルで。
ニット帽は勘を取り戻すためと試作のために年末から5個くらい編んでいますが、自分が使わないものなのでイマイチどういうものが良いのかわかりかねるところがあります。
お嬢には今までに耳付き帽子、アランの折り返し帽子、ポンポン帽子などいろいろ編んできましたが、このシンプルな形が一番使い勝手が良いとのこと。あんまりゴツいとスキー帽子みたいで、タウンでは浮くのだそうで。なるほど。
こちらは自分用。なんだと思います?
五十肩がひどくて、毎日が激痛と行動制限(肩が上がらない、腕に力が入らない等)との戦いです。
日中は弓道着の防具みたいな肩コルセットをつけているのですが、寝る時にまでそれではキツイので、温め用の肩巻(腹巻の肩バージョン?)を自作しました。存在自体からして完全オリジナルです。あ!でもこの、6段ごとにずらして編むゴム編みの編み方は、べルンド・ケストラーさんのスパイラルソックスの技法のアレンジです。これだと伸びにくくフィット感が出ます。
寝る時にめぐりズムなどをここに挟んでおくと心地いいのです。
以上、必要に駆られて編んだモノたちでした。
今編んでいるのは純粋に楽しみで編んでいるものです。
野呂のソックヤーンで編んでいるオリジナルの透かし編みマーガレット。
この段染めの美しさ!
なんと素晴らしい糸さんなんでしょーーー。
春めいた色にうっとりしながら編んでいます。
好きな糸を編む、というのはこんなにも楽しい。まず糸惚れありきだなぁ~としみじみ思いますね。