某掲示板で評判になっているカリスマ投資家・Jさんが推奨してた本を2冊を読んでみました。
- 作者: 浜矩子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/04/19
- メディア: 新書
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内容がわかりやすくてとても勉強になります。思いのほか文章がうまくてグイグイ引き込まれるし。
経済本でこれほど魅力的な文章を書く人はあまりいないかも?ってくらい面白いので、この分野はちょっと苦手…って人にもすんなり読めると思います。
浜さんは、TVなどでのしゃべりも面白いですもんね。ツンデレ風味もどことなく可愛らしいw
もうすぐ1ドル50円時代が来るようですよ。時代が変われば、あり方も変わるので、それだけをもって良し悪しとも言えないけれど。
恐れずに新しい価値観の中に生きてゆきましょう…という話。
最後のバブルがやってくる それでも日本が生き残る理由 世界恐慌への序章
- 作者: 岩本沙弓
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/04/26
- メディア: 単行本
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岩本さんは寡聞ながらいままで存じませんでしたが、かなり凄腕のエコノミストのようです。
わりと過激な予想をしていますが、その根拠は納得できるものですので一読の価値があります。
今年辺りから最期のバブルがはじまる、と。そして終わったら世界的な恐慌がやってくる。株なんかやってられるのもあと4年くらいですよ、という話。
ここんとこ毎日のように日経平均がダダ下がりなのに、これからバブルが来るってのもなんだかピンとこないけど(汗)、理屈としては通っているように思える気がするから不思議…
切り口は違えど、浜さんも岩本さんも今後数年で世界経済が今までとは全く違った様相に激変する、あたりまえがあたりまえではなくなるということを予想・分析しています。
将来的な展望をきちんと見据えながら人生設計しないと…という気にさせられる。
まぁ、そうでなくとも、とりあえず日本では首都直下型地震の心配なんかもあるわけですからね、経済危機までのタイムリミットはいつ短縮されるかわからない。
それなりの心づもりをしておかなくては、とあらためて思いますね。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: 単行本
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これ、題名と中身がちょっと一致してない感があります。
震災云々はあまり関係ないかも…。考え方が変わるひとつのきっかけになった、というのは伺えますが。
震災後に橘さんがブログで話していたことに、以前の主張を再度確認するかのように併せて載せてあります。
橘さんの読者であれば、すでに読んだことがある内容ばかりなので、出版された当時(1年前)は買うまでもないか…と思って(ちょうど金欠だったせいもあり(汗))スルーしていたのですが、先日、結局買いました。
ファンなのでやっぱ応援買いしとこう、的な。
で、こちら↓は新刊。
目からウロコの日本人論。これから読みます♪
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/05/11
- メディア: 単行本
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