台北2日目その2/九[イ分]、行天宮、敦南、中山


金瓜石からまたバスに乗り、今度は九[イ分](ジュウフェン)へ。
ここは「千と千尋の神隠し」のモデルになった町ということでも人気の場所。
悲情城市」や「恋恋風塵」のロケ地でもあります。



バス通りを抜けて路地に入ると、そこはもう人、人、人!!!
ひゃーー。ここは大晦日のアメ横ですか?!って感じ。
ボクちゃんは小さいので人混みに揉まれて歩けず。おんぶされての移動となりました。



ガイドブックでよく紹介されている風景。
これだけみると旅情あふれる場所なんだけどねー。
実際はありがちな土産物屋と屋台が並ぶ道にとにかく大勢の人が押し合いへし合い歩いててハチャメチャです(汗)
時折、観光客の歩いてる石畳にバイクが強引に入り込んで走り抜けてゆきます(!)怖ぇー。



「恋恋風塵」の看板があるところとして有名な「昇平戯院」(かつての映画館)跡地…の廃墟です。
工事中なのか解体中なのか?なげやり感満載の様子。
ここも金瓜石の撮影跡と同じように観光資源としての景観保存はまったく考えられてなさそう(哀)


「阿妹茶樓」にてお茶を飲みました。



この店の付近も「悲情城市」のロケに使われています(店の前の石段や向かいの茶館など)。
ガイドブックによるとこのお店は「千と千尋の神隠し」で湯婆婆の屋敷のモデルになった場所でもあるのだそうです。
店の中は日本語率高し。日本人観光客の定番スポットなのかな。
日本語でお茶の淹れかたを丁寧に解説してもらえます。
窓辺の良い席に案内されたので、眺望が素晴らしかった!
屋内ですが窓が無いのでテラス席のような開放感があります。そよ風が気持ちいい〜。
お茶も美味しく、大満足。



茶館の窓からは、「悲情城市」の冒頭に出てくるのと同じ、基隆湾を臨む風景が眺められました。
時間があったら基隆まで行ってみたかったなぁ。


九[イ分]を巡り終えてから、もときたバスで瑞芳まで戻り、列車で台北駅へ。そこからMRTに乗って(11月に新しくできたばかりの路線です)、「行天宮」で下車。
行天宮へお参りしたあと、地下道にある「占い横丁」に行きました。お嬢が楽しみにしていた占いタイムでーす。
地下道の入り口には行天宮へのお供えやお線香を売る行商のおばさんたちが大勢たむろしていて、ちょっと異様な雰囲気(汗)。そこをかきわけるようにして入ってゆくと、占い師さんたちが狭い区画にブースを構えているところに出ます。


運良くお目当ての占い師さんに見てもらうことができました。
TVの取材やガイドブックなどにもよく載っている、呉惠珍(惠はくさかんむり付き)さんという有名な方です。
とても丁寧に分析してもらえるうえに流暢な日本語で解説してくださいます。 
(お写真はご本人の許可を取ってます)



お嬢だけ占ってもらったのですが、なかなか性格の本質などをついていて「ほ〜っ!」と思いましたよ。
とてもいい占い結果をもらいましたが、当たるかな?すべてが未来のことなので時間が経ってみないとわかりません。
過去のことに関しても少し見てもらいましたが、かなり当たってました。
店内も明るくてリラックスできるし、女の人らしい優しさもあって気さくにいろいろ相談できます。料金は四柱推命と顔相をセットで見てもらって1000NT(2800円くらい)。


その後、またMRTに乗って忠孝敦化駅に出ました。
阿嶽のショップ「WNP」に行こう……と、意気込んで向かったものの、ショップのHPからメモってきた住所を訪ねると、そこはどう見てもフツーのオフィスビル(それもわりと小さめの)。
フロントに管理人らしき人がいたので、「9階の9号室はショップですか?オフィスですか?」と聞いてみましたところ、よくわからないらしく(私の言ってることが通じてなかったのかも…)「あなたはそこの人と友達?アポイントある?」と聞かれました。
そらもう「いいえ」と言って引き下がる以外に道は無いじゃんか(汗)
どうやらここはオフィスらしいですね。どうみてもショップが入るビルじゃないし。
ショップは香港に出してるだけなのか。香港行かなくちゃ服は買えんのかおいおい…orz
あーがっかり。かなりがっかり。
どんだけがっかりしたかというと、その夜私は「やっぱり阿嶽のショップがそこにあってあれもこれも欲しい〜!と舞い上がりながら買い物してる」夢を見たほどです(哀)



せっかくだから記念に案内板を撮ってきました。
よく見るとWNPの入ってる部屋の隣が「本色」(阿嶽の所属事務所)じゃないですか。
(見えます?上から2番目の08号室と09号室)
現場ではそんなことも気づかないほどいっぱいいっぱいな私なのでしたー。


その後、すぐ近くの大きな誠品書店に行き、縦貫線のDVDやら阿嶽の載ってる今月号の「men's uno」などを買って、タクシーでアンバサダー台北(國賓大飯店)に向かいました。
晩御飯はそこに入ってる「粤菜庁」というところで広東料理を食べました。
あっさりしてて美味しかった〜。わざわざ足を運んだ甲斐ありです。



写真を撮るのも忘れて食べてしまったので画像がろくなのありません(汗)。
右から、鶏のグリル、食卓の様子(ほぼ食べ終わり(^^;))、マンゴープリンと亀ゼリー、です。
帰りもタクシーでホテルに戻り、本日の活動は終了。
続きます