GWその1:リトグラフィ・オリジナル

郷里からお祖母ちゃんがやってきたので、連れ立って宇都宮美術館に行きました。
開催中の企画展は「リトグラフィ・オリジナル・・・アーティストとアトリエMMGの夢の革命 1974-2007」。



「アトリエMMG(エムエムジー)」とは、かつて東京の東麻布にあった石版画の工房です。
ピカソシャガールが通い詰めていたことで知られるパリのアトリエ・ムルロと技術提携を結び、プレス機から紙、インクに至るまで、ほとんど同じ条件で制作するという、厳格な基準を掲げた姉妹工房だったとのこと。
その工房の解散にあたり、宇都宮美術館に多くの作品が寄贈されたことをうけての企画展です。
工房が関わった作品以外にも、各国のリトグラフが集められていました。


んーでも、わりと淡々と観てしまった感じ。
なんというか、リトグラフという製法が同じ作品が集まっていても、どこに焦点を合わせればいいかわからずに漫然と観てしまうような気がしちゃう。
東山魁夷奥村土牛などをはじめとした有名作家の作品が多数あったので、盛りだくさん感はありました。


一つ、ショックだったことが。
いつもこの美術館にくると寄っていた館内のレストランが、違う名前のカフェになっていました。
カフェの人に話を聞いたところ、レストランは潰れてしまったようです。
ランチを食べるのが楽しみだったのに(涙)。
ちなみに、カフェは1ヶ月だけ限定で営業して欲しいという要請を受けて営業しているとのこと。今後どんなお店がはいるのかはカフェの人にもわからないのだそうです
次来た時にはどうなっているのでしょうか。



美術館の外の広場は新緑が輝いていました!
ボクちゃんが走り回ると草の香りに包まれます。初夏の匂いが気持ちいいー。