のだカン最終回

終わってしまいました…。
「楽しい音楽の時間」だったです。
来週の月曜はもうノダメがないんだなぁ…と思うと、心にポッカリと穴が開いたよう。寂しいわぁ。
ついでに消臭プラグの殿もダンスで〆ておりましたね。あはは。こちらも大団円か。


クライマックスの「土手で後ろ抱き」シーンは…あうぅぅ…泣けました!
てか、絵的にものすごく良くて、見惚れました。いいシーンだったなぁ。忘れられません。
どこまでも広がるキレイな夕焼け、夢を語り始めたノダメの晴れやかな顔、溢れ出すチアキの想い、そして熱い抱擁。俯瞰するカメラ。染まる大空。川面の光。シアワセな二人…その全てが、のびやかな「ラプソディー・イン・ブルー」のメロディに包まれるのですよ!
最高!!ここはやっぱりこの曲だ。しゅてきしゅてき〜♪
なんか、原作よりもかなりチアキの感情が濃くてw、しっかりラヴ・シーンになってましたね。
タマキチアキは熱い男ですね?ふふ。
サントリーホールでの卒コンでも、その熱さはほとばしっておりました。
えっとーこのコンサートシーンのチアキの男泣き(と、その前の登場人物一人一人がチアキにお言葉シーン)は、ちょっとダサかった、ってか、暑苦しかったですけどね。なので、泣くべきところ(?)を笑ってしまい、最後までコメディで終われたことが自分としてはかえって満足だったりしますw
キヨラのバイオリンはすごかったね。ミズカワさん、手元アップに耐えられる渾身の演技!すごいなぁ。ホント、これ演じるの大変だよ?役者魂炸裂ですな。天晴れです。
とはいえ、オケのボウイングがバラッバラだったりと、ついつい気になるところもありましたが、そういうことを気にしすぎるのもドラマ見る姿勢とは違うし…なので見ないフリしたw


大川でのノダメはどのシーンもなぜかとても可愛かったなぁ。
川辺で口笛を吹くノダメも可愛いかったし、おばあちゃんにコンテストの話をするシーンも。
ノダメって、女の子だったんだ、と初めて気づいたかもしんない。
大川の野田家は再現度がもう!パーフェクトでしたね!特にヨーコ!!
ぶひゃー最高だ、宮崎さん。あのノリ、あの髪型w メジャーもしっかり持ってましたな。
父もドンピシャでしたね!「ラーユーレディ?」も、しっかりあったし、チアキとの語らいもいい味出てました。
それにしても今回は最終回だけあってチアキは白目大サービスでしたね(笑)。タマキくん、ご苦労様です。
白目剥いても、タマキくんは美男子なんですね…って今になって気づいたりして(汗)。いや、自分のツボではないタイプなのでなーんも思わずフラットに見ていたんですが、よく見るとかなり整っている美形だなぁ、と気づきました。気づいてもやっぱりツボじゃないんですけど、チアキがタマキくんで本当に良かった、と心から思います。


このドラマのおかげで、それまでは音の無い漫画の世界で見ていたシーンに音楽が付きました。
ドラマは面白いし、上手いし、ただでさえよく出来ているのですが、そこに音楽があるということがすごく大きくて、だからこそこのドラマは魅力的だったのだと思います。
音楽に対するリスペクトも、楽しんじゃおうぜ、っていう茶目っ気も、両方ともにバランスよく存在してて、クラシックの持つちょっとした壁のようなものを気持ちよく取り払って感じさせてくれたんではないかと思います。
たくさんの音楽が聴けて、満足でした。選曲も素晴らしかった。


毎週、家族全員でものすごく楽しみに見ていました。しかも録画したのも繰り返し見てたし(笑)。
こんなにみんなして放送日が待ち遠しく思えたドラマって、ないですよ。しかも原作読んでるから話は全部知っているのにも関わらず、だもんね。たいしたものです。
スタッフ、演者、全ての人がホントに一生懸命作ったのが伝わってくる、よく出来た、しかも暖かい作品でした。
いつかぜひパリ編もやって欲しい!このスタッフ・キャストだったら、不可能も可能に変えてしまうパワーがあるんじゃないかと期待しちゃいます。
DVD、出たら絶対買いますよ!特典、たくさん付けて下さい♪


ところで。最終回になって今更ですが、クロキンって、いつも全身バーバリーだったのね!はぅぅ。そのある意味センスの無さが、いかにもクロキンらしくて好きだー。