ボロジャのサントリー定期、続き。

あ、昨日書き忘れましたが、アンコールはありませんでした。またもや。
しかも今回は監督は4回も挨拶に出てきて、それでもナシです。
プログラムの時間が少なかったせいもあって、あっという間に終わった感じがしましたよ。
まぁ、客もとっとと帰る人続出でしたけどね。お年寄りが多いので、あまりしつこく食い下がらないのかもしれん。あっさりしたもんです。
NHKホールの定期も大概ですが、サントリー定期はさらに平均年齢が上がっている気がしました。ひたすら年配者が多い。
「え?ここ、どこっ?!」みたいな不安感を感じるほどです。自分、場違いな気が激しくしました。
って、私だって若くはないわけですけどね。
でも1歳児の母ですから、まだ老年に差し掛かってはいないはずです(たぶん)。
ま、私くらいのトシの人もわりとおりましたが、とにかく若い子(10代20代)がろくにいないんです。
若者のみなさん、クラシックを聴きに来ませんか(願)。


思えば年配の皆さんは監督と同じくらいの年齢層なんですよね。
自分たちと同じ世代の人が活躍しているステージを見に来ているわけで、いろんな感慨があるんだろうなと思います。
一緒に年をとってきた人も多かろうし。若き日のピアニスト・ボロージャにムチュウだった方ももちろん居らっしゃるでしょう。
同じステージに向かい合っていても、共白髪になるまで積み重ねてきた年月の分だけ濃密な時間を過ごしているのだろうなぁと思うと、なんだかいいなぁ〜と思えてきますね。
そう思うと、私も同世代の演奏家を大事に見守って長く愛でたいという気持ちになります。
同世代…つまり前後5歳まで、というくくりにすると、誰がいるだろうか?
えーと上はパーヴォ・ヤルヴィサカリ・オラモ、カリニャーニ、ポール・メイエ、ムターなど、下はクリスティアン・アルミンク、アラン・ギルバート、アンスネスキーシン、レーピン、パユ様などですね。テツラフ、ブーニンなどは同級生です。


年を重ねるといえば、サントリーホールも今年で20周年。
昨日行ったら、写真展「サントリーホールの20年 1986年〜2006年」てのをやってました。
たくさんの演奏家の写真があって、圧巻でしたよ。


ボロジャはもちろんおります(若いときの写真にして欲しかった)


ケータイカメラを片手に女性がいつまでも離れないお写真がありましたが、覗いてみたらばパユ様でした。
やはり強いな〜パユ様は。
ステキな写真のようでしたが、人がいてゆっくり見られなかったのが残念ですw。
小菅優ちゃんもすごく可愛かったし(今はちょっと重量オーバーの感あり。もう少し、痩せたら断然キュートなのに!)、パールマンのヘンな色気もステキでしたし、車だん吉風味のゲルギエフとか、魔女みたいなオーラがある内田光子とか、ふっくらしてる岩城さんとか…見て回るだけで楽しかったです。
11月30日まで開催してるようです。


ところで。
オール・ショスタコプロの時にいたチェロ弾きの若者くんは、今回はおりませんでした。
そもそもエヌの名簿にも写真載ってませんでしたし、やっぱトラさんでしたかね。
ってか、ふと思ったんですが、あの子、もしかして宮田大くんじゃないでしょうか?
顔、似てたようなきがするんだけど違うかなぁ?エヌにいるってのが、ちょっとピンとこないんですが。
宮田大くんってのはウチの地元出身の新進チェリストです。たぶん今現在一番若手(まだハタチ!)の実力派です。

プロフィール、こちらWiki)。

誰か真相を教えて欲しいわ。