魅惑のコンビによるプロコフィエフ

先日ショップを覗いていたら、いきなり鼻血が吹きだしそうなとんでもなく激萌えのジャケ写を見つけてしまいました。
これ↓


ぶひー。ボロージャ&イツァクの二人が仲良く同じ椅子に座っておりますよ!
ボロくん、ちょっと遠慮気味に腰をズラしております。で、妙に澄まし顔。
イツァクはいつも通りの「のほほ〜ん」ぶり。隙があればなにかボロジャをからかって面白がってそうですw
腐女子的見解によればイツァク×ボロ…だねぇ。って、ダメですよ!そんな妄想は。
惜しいのは写真がナナメに変形していることでしょうかね(デザイン上、そうなってる)。これ、フツーに画像処理してくれてたらもっと良かったのにな。飾ったかもしれないよ。
それにしても、この黄金コンビのアルバムだったら全部把握してるつもりだった私が、いままでこのジャケ写を見たことがなかったのが不覚です。でも見つけたからには即買い。


でもって、ここんとこ急にプロコフィエフに惹かれていて(前から好きではあったんですが、先日聴いたアシュケナージ&プレヴィンのPCがきっかけで、すごく興味が湧いてきたのです)、ちょっとまとめていろいろ聴いてみよう、と思ってるところなんですが…なんとこのアルバムもプロコフィエフなんですよね。
偶然。ってか、こりゃ天啓だね。


しかも聴いてみて、驚きました。
このバイオリンソナタ、すっっっごくイイ!!うわぁ〜、どうしよう!!!てなくらい刺激的です。
特にソナタの2番は、ドキドキする。いいなぁプロコフィエフ
冷静に考えてみれば、元来の私のシュミからしたらプロコフィエフの作風に魅せられないはずは無いような気がしてきましたよ。うん。ああ好きだ、プロコ。はぅぅ。
パールマンのバイオリンもいつもながら最高!だし、なんか濃厚に絡みつくボロージャのピアノとの息の合い方も尋常じゃない絶妙さ、っちうか。「ただならぬ」ものが感じられて素晴らしいです。


このアルバムは装丁もオシャレですよ↓

タイポグラフィ風なケース裏デザイン&真っ赤なディスク。ソヴィエトの匂いがする。そそられます。某デッカさんのお色気ゼロの装丁とは大違い。
ジャケ写裏に使われているイツァクの写真(デビュー当時のもの)もステキ!こんな美男子に撮れてるパールマンはじめて見たw
いや、べつに私は普段のままのパールマンでじゅうぶんカワイイと思ってるんですけどね。


プロコフィエフついでにボロージャの満面の笑みが購買意欲をそそるこちらも↓購入。うう金欠にまたもや拍車が。


あ、もひとつついでに。
検索してて偶然見つけたんですが、五嶋龍くんとハカセ太郎さんの対談(こちらです)で、ハカセさんが、ボロジャ&イツァクのコンビを語っておられるのを発見しましたよ。
ハカセさん曰く、
「2人が演奏するベートーベンとか「どうやったらここまで息が合うんだろう。彼らの中で今、何が起こっているんだろう」と思いながらいつも見ていました」
だそうですよ。
ハカセさんほどの人にさえはかり知ることができないくらい、ボロvイツァクの間の溶け合いぶりはトクベツなんデスね!
あ、ちなみにこの対談では龍くんもボロージャのことをとってもよく語ってくれてます。読んでてホクホクしてしまいました。龍くん、いい子だな。
カネ無い…とか言ってないでDVD買おうかなぁ。
これ↓。ボロージャ、指揮棒くわえておどけてるらしいですよ(笑)。