BVにまつわる私の想いなど


阿嶽は他の歌手に提供した曲でしばしばBV(Backing Vocal の略です。勝手に略してます)を担当していることがあるのですが、私はこれを聴くのがすっごく好きです。すっっごく。
・・・ってのは以前から何度も言ってることですが、たぶん誰も心に留めちゃいないと思うので心おきなく何度でも言います。
超・好き!!
阿嶽本人単独ボーカル曲を聴く時よりも、ある意味、声の魔力はこちらの方がかなりある。色っぽいのだな、簡単に言うと。
その多くはメインが女性ボーカルなのですが、柔らかな女声の後方で、蕩けそうに甘い舌足らずのあの声が聞こえてくると、あまりのトキメキにブワッと涙が出たりする。
ああ・・・イトシイ。このイトシサはなんなのだろう?
声が好き。それはもちろんある。でもそれだけではないものが彼のBVにはあるのです。
この感覚を説明するのは難しいのだけど、試みてみるとこういうことだろうと思う。
1から10まで彼が自分で作り上げた大切で不可侵な世界・・・いわばサンクチュアリのような場所に、恋しい女の子(ただし女の子の方は彼のことを恋してはいない。無自覚に違う場所に思いを馳せている)を招き入れて、その子を優しく見つめながら、あるいは時に遠慮がちにそっと触れたりもしながら、彼自身が何かを妄想している。
一方で、その想いを知りつつサンクチュアリの外側の遠いところから眺めている私がいて、とってもセツナイ気持ちになっている(ここでの私は片想い設定になるわけ)。
誰の想いも誰にも通じていない。すべてが希望的妄想で彩られた孤独の世界。
・・・みたいな。
そういう重層的な萌え構造があって、その構造ゆえに女声でのBVがさらにクるのだろうなぁという気がする。
・・・すみません、ワケわかんないこと言って(汗)
まぁ、そんなイメージで聴いてしまう、ということです。
ちょっと印象は違いますが、縦貫線での阿嶽の声も(あれは周りオッサンばかりですが)別の魔性味が増していて悶絶必至です。
こちらは色っぽいというのではなく、ぶりっこ風味で可愛いんだよ。ただひたすら「可愛い」の。オヤジたちとの差別化を無意識に(?)図っているような。オヤジ転がしの小悪魔とも言えるw
いずれにせよ、他者の声と絡んだときに、いつにもまして存在感を主張するという不思議な声(ボーカル能力?)を阿嶽は持ってるのです。


ご参考のため、一曲置いておきますね。
イトシイ歌声は1:48頃におもむろに聞こえてきます。



こんなにもフェミニンでセンシティブな可愛い曲を書くのですよ我が心の恋人は(涙)!あんなフザケたナリしてるのに。
そらもう珠玉でしょう存在自体がさ。


先日、いつも持ち歩いているウォークマンの中身を全部阿嶽の曲にしました。
こないだまで洋楽とかクラシックとかジャズとか日本の古いフォークとかと一緒に阿嶽の曲も入れていたのですが、他の曲、あまり聴かないので。
(いや、他の曲も聴きますが、ウォークマンを使うような場面では、阿嶽の曲以外はまず聴かない)
いろんな用途別(「マラソン用」とか「寝る前用」とか)でプレイリストを組んでいて、BVを集めたものも作って聴いています。
これがなんかね・・・・わりと聴くたび涙ぐんだりしちゃって、勝手に盛り上がりがち。
ほんのちょっとだけ聞こえてくる愛しい声にやみつきになって、何度聴いても飽きない。”好物”ってのはこういうものを言うんだ、という感じ。偏食、かもな。
こういうの続くとちょっとヤバイ。もうちょっとフラットな「好き」でいないと、アップアップしちゃうので。
いまさら阿嶽でアップアップしたくないんだけどなぁ・・・・と思ったところでこういう感覚は時と場所を選ばずにやってきてしまうものなので致し方なし。
まぁ、そんなわけで一人で古いネタで盛り上がっていて阿嶽の話がしたくてたまらないのです。
でもこの話ばかりはできる相手が見事にいない(身近にいないとか言うレベルではない。日本にろくにいない(爆))
それならば・・・ということで、久々にファンサイトのリニューアル(てかほぼ作り直し)を始めました。
このクソ忙しいときに!?というタイミングに限ってこういうことしたくなるのね。でもこんな感覚は久しぶりなので一気に手を付けたい感じ。
新しいアイディアがどんどん沸いてきて、久しぶりに「ホームページ・ビルダー」を開く楽しみを味わっています。
興味のある人はほぼいないと思いますが(汗)、できあがったらこちらで報告します。来月の半ばが目処かな。


久しぶりにいじってみると、ホームページってやっぱりネット発信の基本だな、としみじみ感じますね。
ブログが出てきた当時、「こんなモノに慣れてしまったら堕落だ・・・」と思っていましたがいまや見事に堕落してる私(汗)。
いまさらホームページなんて、身がひきしまる思いがします。ちゃんと責任もって発信しないと、っていう緊張感かな。
ブログが堕落だと思っていた(今は思ってないですよ。フツーになっちゃった)感覚からすれば、ついったーなんてもってのほかです。ついていけない。
あれを芸能人とかも含む商売関係のヒトが利用するのはよくわかるけどもね。基本、商用ツールだと思うのよ。
一般人がしょうもないことでつぶやいてるのを見るたびに、みなさん自己存在価値が高そうで羨ましくなります。
アナタのつぶやきなんてね、誰も聞いてないし誰も必要としてないし面白くもなんともないよ。
・・・という自虐付きで長いこと私はここ(ネットの中)にいるけどね。ブログだっていいかげん”つぶやき”だ。それでもブログはフォローされなくても生きていける。最低でも自己対話にはなるし。
まぁ、いくら言葉を連ねてもどのみち何も伝わらないのなら、いっそのことナウ表記でどんどん流れていってしまったっていいのかもしれないけど。
とか言いながら、私もついったーを覗いてはいます。芸能人絡みのみ、だけど。
トム・ハンクスのつぶやきも楽しみに見ているし、芸人の動向やイベント関連の経過をついったーでチェックしたりもする。
どうやら阿嶽もやってるらしいけれど(ユエちゃんはネット好きだから新しいツールが出てきたら放っておくワケない)、でも見に行かない。
阿嶽のつぶやきを聞いたところで私の現状は何も変わらない(むしろ嫌な煩悶に襲われそう。私は”朗らかで屈託がないファン”ではないのでね(汗))。
触れるそばからなぜか悲しくなるだろう(予想)ってことでスルー。


あ!そうだ。ニュース!
縦貫線のツアー記録本、出るようです。9月23日発売。
待ってました!!!楽しみだ〜(*^-^*)
こちらに詳細あります