週末ロードショー


お嬢が、あまりにも「名画」(←映画のね)を観ていなくて教養のない自分がイヤになり、
「今度から、週末の夜は名作映画を観ることにした!」
と宣言したのが先月のこと。
以来、週末ごとにいろんな、いわゆる「観ておきたい名作映画」を一緒に選んで観てます。
教養のために映画を観る、ってー発想がイイか悪いかは別として、今まで映画に全く興味がなかった子が、とにもかくにも惹かれはじめたってだけで嬉しくて、なんだか張り切っちゃってます(ウチら両親がw)
今までに見たのは
ショーシャンクの空に」「スタンド・バイ・ミー」「IQ 星に想いを」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ローマの休日」。
IQ(ティム・ロビンスメグ・ライアンのラブコメ!)だけはあからさまにアタシのシュミですw が、他は観とくべき名作、ってやつでしょ。
お嬢は、この中で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だけはイマイチ面白くなかったようです。
いや、アタシも久しぶりに見てちょっと驚いたんですが、この映画ってこんなに間延びしてたっけ??って感じで、私自身も以前観たときよりかなりツマンなく感じました。時代かなぁ。


今はあまり映画を観ない私ですが、その昔はかなりの映画好きでした。
高校生の頃はたぶん全校生徒の中で一番映画を観ていたろだうと自負するくらい観てたのですが(とりあえず学校サボっちゃ映画館に行ってたのは私だけなので(爆))、よく考えるとB級好きだったりマニアックだったりして、いわゆる名画の中でもかなり観てないものがあるんです。
なんと「ベン・ハー」観てないですからね(汗)。
「山猫」も「ドクトル・ジバゴ」も「ティファニーで朝食を」も観てない。観てない名画がぞろぞろある。
TOHOシネマズでやってる名画100選(午前十時の映画祭赤・青シリーズ)のうち、数えたら33本の未見作品がありました。
7割クリアならず(汗)。
まぁ、どんなに名作でも興味もてそうにない作品ってのはあるし、あえて網羅しようとまでは思いませんが。
教養という文脈から言えば、スカスカだなーと。


娘に勧める映画をチョイスする時、夫婦して趣味が違うので意見が分かれるのがまた難儀です。
私としてはラブコメとかバカコメみたいな(要するに自分が好きな分野の)人生が楽しく思えるようなものを、名作の間にチョコチョコでイイから見せていきたい、って気持ちがあるんですよ。
でも旦那は、芸術性の高い気取った映画が好きなもんだから、キューブリックだのヨーロッパ映画だのを勧めたがる。
どっちもマニアックだっつーw
でも、自分が本気で大好きな映画は、あまり勧めたくなかったりするんですよこれが。
見せたいのだけど、勧めにくいっていうか。だって「ツマンナイ」って言われたら凹むもんね!
もうちょっと慣れてからじゃないと、恐くて。
いつの日か、私の最愛の作品も一緒に見られたらいいなぁーと思ってますが、それはまだ先かな、って感じ。


今週末の候補に挙がったのは、私スイセンは「裏窓」「ビッグ」、旦那スイセンは「アメリ」「シャイニング」でした。
が、お嬢の「スケキヨって、何?」の一言で(TVのバラエティでスケキヨネタが出てきたのだけど、何がなにやらわからなかったらしい。そういうのがお嬢の言うところの教養のなさ、ってやつなのだわね)「犬神家の一族」に決定!しました(もう借りてきてある)。
日本一の美男子(へーちゃん♪)を見ておくのもよかろうし(笑)。



見れば見るほどため息が出るくらいステキな金田一さん(ハート)
私はこれ、当時のパンフも持ってますよん。