映画版「ダウントン・アビー」前フリ。

とうとうここまでこぎつけました!
…感無量です。

 

事の始まりは先々週。
ふとしたこと(何かイギリス物を見たい、という漠然とした思い)からドラマ「ダウントン・アビー」を見始めたんですが、あれよあれよという間にドハマりし、1週間で全シーズン52話を一気に見終えてしまいました!
とにかくもう、究極の贅沢をした!という感じです。
1週間の間、夜も昼もなく憑かれたように、タイタニック号沈没~大戦間時代のイギリスのカントリーハウスにおりました。
こんなに急いで見るのはあまりにももったいない!惜しすぎる!という思いもあったのですが、早く続きが知りたかったり、早くドラマ版を見終わらないと映画の公開が終わってしまう、間に合わせないと!という焦りもあり、さらに、視聴中ふと見たサイトで壮大なネタバレを目にした衝撃に憤懣やるかたなく、「全話見終えるまでネット禁止!」と決意したりもあったので、とにかく集中して一気に見てしまったのでした。

 

そして本日、晴れて映画版を見に行くことができました。


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映画版はさらに豪華で盛沢山でした。
国王陛下のご訪問、というスペシャルな設定のもと、お屋敷の皆さん勢ぞろいで、バトルあり笑いありロマンスありで、上階も階下も生き生きとキャラが跋扈し、なんというかもう…
ひたすら幸せでした!!
テーマ曲にのって、お屋敷がどどーーんと大画面に現れた瞬間、感極まって涙腺崩壊。
その後2時間余、エンドマークが出てしまうのが惜しくて惜しくてたまりませんでした。
終わってしまった今となっては、次いつここに戻れるのだろう?その時ここはこのままの姿でいられるのだろうか…というセツナさが止まりません。
続編、やって欲しいなぁーーー。
こっから第二次大戦後までの「続・ダウントン・アビー」が見たい。激動の時代、彼らがどう暮らしていたのかを知りたいです。

 

このお話(映画版)の舞台は1927年です。今から100年も昔のことなんですよね…
思えば、現代において彼らはすでにこの世にないのです。誰もかれもが故人となり、かろうじて幼かった子どもたちのそのまた子どもが残っているだけであろうという、ワンスアポンアタイムの物語なのです。
人生というのは実に一瞬の光芒なのだという感慨で胸がいっぱいになります。
喜びも悲しみも、様々な出来事も、美しいレディたちの横顔も、大きなお屋敷の輝くような日々も…すべて等しく時の流れに流されてセピア色の向こう側へと去ってゆく…。
人の世は夢なのだなぁ、と。
であるならば、せめて輝いて生きていきたいなぁ…なんてことを、帰路、夕暮れの中を歩きながら思ったりしました。

 

さてさて、とにかく映画版の感想を!
…といってもなかなか文章がまとまりませんので箇条書きで書こうと思います。
とりあえず長くなりそうなので、明日の分で書きます(汗)。