100日チャレンジ始めます

先日、「完全グルテンフリー生活」を100日続ける(それに伴いブログも100日連続更新する)、ということを達成しました。

 

freakyflower.hatenablog.com

 
その時の達成感や充実感を忘れないうちに、何かまた別の100日チャレンジをやろうと思っていました。
やりたいことはだいたい決まっていたんだけど、どういった形でやろうかとずっと考えていたのです。
ブログを100日連続更新する、ということを合わせたものが前提だったので、やりやすい形で、でも自分にとってそれなりに負荷がかかる「チャレンジ」であることで(でも、ハードルを上げすぎてもダメ!)、「やりたい」と心から思える内容であること…ということで、

「100のお題SSマラソン」に挑戦することにしました!

「SS」ってのは、まぁ、ここでは短編小説のことです(ショートストーリーね。)超短編ショートショート)ともいうか。「SS」は最近では主に二次小説に使う言葉なのですが、ここではあえて一次の創作に使ってます。…ってことなんだけど、自分の中では一次のフリした二次だったりするので(汗)、暗にそのことを示していたりもします。読む人にはわからない、書く側のモチベーションのみの「二次的要素」という感じ。

 

SS(ショートストーリー)のルール

1:お題で書く
2:原稿用紙1枚分前後のショートショート(390字~410字)
3:ジャンルはラブで。ほぼ、ラブで。
4:お題の言葉で思いついたものを即興的に綴ってゆく。
5:お題の順番は変えない(そのために最初に全部のお題を提示します)
6:その日に書けなくても、後追い更新OK。日付的に連続更新できればよしとします。
7:ちょっとひとこと添えるのもオッケーにします(言い訳とか解説とか。本来こういうの邪道なんだけど、許す。自分に甘くw)

 


お題は「OSG」さんの「100のお題」をお借りいたしました。

 

最初にここでお題を全部提示しておきます。
この順序で書いていきます。

001 財布
002 たゆたう
003 アイスクリーム
004 水性ペン
005 COSMOS
006 センチメンタル
007 アイロン
008 フォーク
009 枕
010 ラジオ
011 ひな祭り
012 チョコレート
013 雨戸
014 風鈴
015 コンクリート
016 ペットボトル
017 宿題
018 洗剤
019 ランプ
020 トマト
021 魔法
022 ティッシュ
023 メンバー
024 自動車
025 手紙
026 召喚術
027 歯
028 甘味
029 使者
030 石ころ
031 星霜
032 年齢制限
033 暁
034 シャンゼリゼ
035 遭難
036 さくら
037 生命線
038 ホウキ
039 ねんだいもの
040 &
041 宝石箱
042 お隣さん
043 ひととせ
044 木苺のジュース
045 ベッド
046 水槽
047 紅い魚
048 手帳
049 夢
050 グラス
051 燐寸
052 狭間
053 氷砂糖
054 都
055 坊ちゃん
056 カオス(無秩序)
057 つじつまあわせ
058 烏龍茶
059 寮
060 ワ行
061 時雨
062 隣町
063 ミネラル
064 メランコリック
065 銀の笛
066 虹色
067 徒然なるままに
068 楽譜と譜面台
069 お茶会
070 海の見える街
071 ふたたび
072 風の通り道
073 渓谷
074 黄泉
075 メテオ
076 みつあみ
077 沫
078 ジェネラル
079 指輪
080 香
081 ロマンス
082 伝説
083 柱時計
084 狼
085 黒髪
086 ワルツ
087 人魚姫
088 For a while(しばしの間)
089 モンマルトルの風車
090 日没
091 画家
092 地球屋
093 傭兵
094 症候群
095 司祭
096 神子
097 この夜を生き延びろ!
098 月見草
099 蜘蛛の巣
100 最終列車


ではさっそく今日の分を。

 

【本日のSS】

 

お題:001

「財布」


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デスクに財布が置きっぱなしだ。
赤い布地にチェコの民族風刺繍が施されている可愛い財布。ストラップにはロバのマスコット。
そいつと、目が合った。
(ロバくん、キミがうらやましいよ。いつも彼女と一緒にいられてさ。彼女は優しいだろ?)
そこにバタバタと慌ただしくやって来るイトシイヒト。
「あ!ここにあった~」
息を切らせて財布を手に取り、気まずそうにヘラッと笑う。
「お弁当買いに行ったのに、お財布もってくの忘れちゃったんですよぅ。係長はお弁当ですか?あ!愛妻弁当?いいな!ラブラブですね!」疾風のように走り去る彼女の手の先で、ロバくんがブルングルンとちぎれんばかりに揺れながら遠ざかっていった。
ボクは弁当に目を落とす。愛妻弁当?ボクがまだ独身だということさえ知らないのか…。そこまで関心をもたれていないとは!絶望を通り越してむしろ清々しい。まだ何も始まっていないという希望を胸に、ボクは自作の卵焼きを頬張った。

(405文字)


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このブログを読んでくださってる方で、ここまで辿り着いた方はどのくらいいるでしょうw
ほとんどいないかも(汗)。
でも、いいのです。これは自己満足なので。自己満足だけど、誰かが見ててくれると、ちょっと頑張れるので、ブログを利用しているのです。
ここまで読んでくださった殊勝な方は、私の想定する心の友です!あなたに向けて、書いています。
いるかもしれない、いないかもしれない、あなたに。