高まるために捨てる

【今日の言葉】

 

人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だから、わたしたちが何かをなすチャンスは、いつも今この瞬間にしかないのだ。
そして、その限られた時間の中で何かをなす以上、何かから離れたり、何かをきっぱり捨てなくてはならない。しかし、何を捨てようかと悩んだりする必要はない。懸命に行動しているうちに、不必要なものは自然と自分から離れていくからだ。あたかも、黄色くなった葉が樹木から離れ去るかのようにだ。
そうしてわたしたちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいていくことになるのだ。        

           

ニーチェ

必要ないものが「自然と」離れてゆく、というのはいい考え方ですね。「捨てる」ことにいちいち苦労しちゃってる身としては。                      

私が一番捨てなきゃならないモノはなにかなぁ……

まず即答できるのは「キャンディクラッシュ」だな(汗)。

 

相変わらず断捨離やミニマリスト、老前整理の本などを読んでばかりいますが、なかなかモノが処分できず、片付きません。片付けるには捨てなくてはいけないものがたくさんあるのだけれど、どれから捨てていいのか判断がつかず、「えいやっ!」と思い切って捨てるモノがことごとく間違っているような気がします。先日も、過去の手紙などをごっそり捨てたんですが、お嬢に「それ、違うんじゃない?捨てたらもう二度と戻らない手紙よりも、図書館いけば借りられる文庫本の山を捨てる方が先だよ」と言われ、またもやヤラカシた感でいっぱいです。とほほ。でもね、過去の手紙や日記は、今となると捨てたくなるほど恥ずかしいものなんだよ。20代の頃にはわからなかったことだけど。思い出は胸の中で勝手に美化するほうがいいわね。