ベルギー奇想の系譜展~ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで

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宇都宮美術館で開催されている、表題の展覧会に行ってきました。
ベルギー・フランドル地方で中世末期から発達してきた「幻想絵画」の系譜をたどる企画展。
19世紀からの象徴派・表現主義、20世紀のシュルレアリスムを経て現代に至るまで脈々と受け継がれる、およそ500年以上にわたる「奇想」溢れる作品が多数見られました。
想像の世界にあるキリスト教の教えの場面や、煉獄とか悪魔などの闇の存在、奇妙な動物やフリークスの出現する世界観が好きな方にはたまらないと思います。
が、私はどっちかっていうとそういったおどろおどろしいものはちょっとニガテなので、けっこう引き気味に見てたかもです(汗)。ところどころ可愛い奇妙な悪魔が描かれていたりするのは気にいりました。
どういった感じなのか、展覧会全体の雰囲気が感じられる宣伝動画を載せておきます。次なる巡回地である兵庫県立美術館の紹介ビデオです。兵庫の次、夏休みには東京のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されるそうです。

 


ベルギー奇想の系譜展

 

ポスターにもなっているこの作品は、ヒエロニムス・ボス工房の「トゥヌクダルスの幻視」という作品。
この中には「七つの大罪」(「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」、「嫉妬」)が描かれてます。
「怠惰」「傲慢」のシーンが可愛くて好きです。


展覧会に行くついでに、お弁当とブランケットを持ってってピクニックをしました。

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のびやかないい景色。心が解放されます。
大地の上で食べるお弁当は最高ですね!
食後は、フリスビーやったりしました。
…っても、私は体調不良で運動できず。皆が遊んでいるのを見ているだけでした。
ここ数日、持病の不整脈が酷くてとてもつらいのです。
できるだけ「のんびり、のんびり」と心がけて過ごそうと思います。