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偶成

Miyaji


エレカシの曲を毎日聴きまくって1年近く経ちますが、不思議なことにいっこうに飽きない。
飽きないのだけれど、好みが(ヘビロテして聴く曲が)どんどん変わっていくんですよ。
聴き始めた当時によく聴いてた曲は最近あまり聴いてないけれど、その頃ピンとこなかった曲に今はドハマリしてたりする。
スゴイことにミヤジはいろんなタイプの曲を作るのです。バリエーションがとんでもなく豊か。
一つのパターンに飽きてもまた別のにハマる…ということを繰り返しているうちに、螺旋階段を上るように好きになってゆく。垂直線上でまた同じところに戻っても、水平線上の視線は上がっているから見る景色が違う。そこではまた新たな発見があるから、実に面白いのです。
もしエレカシの好きな曲ベストテンを選べと言われても、凄く困る。
今いるところで判断しても、2,3歩進めば違う判断にならざるをえないからね。ポジショントークしかできない。


今現在ヘビロテしてるのはエピック時代のアルバム。
「浮世の夢」「生活」「東京の空」あたりがすごく好きで。
ここらへんの曲に出会うためにアタシはエレカシに導かれたのかも!と思うほどです。(今は、ですよ。また数日後は違うことを言うかもしれませんが、という限定付きで)
なんというか、文学のような音楽とでもいおうか、音楽のような劇場とでもいおうか…
他にはどこにもない、私の心の琴線に触れまくるあの世界観。離れられない。
とにかくひたすら感嘆して「はぁーーー」と感じ入ってしまうほどの傾倒ぶりです。
すごく拙いところもあるし粗削りなんだけど、ガツンと気持ちに響く。
年くった人間にはどうしたって書けない、青くて未熟な哲学と風景。
ミヤジは、すごくまっとうな感覚をもって20代、30代、40代と年が変わってゆくごとにその時々の自分の感じ方に正直に向かい合いながら創作をしてるのを感じます。
だから今のエレカシを聴くと身につまされるし、若い頃の曲を聴くとセツナくて胸がキュンとなる。
エレカシの楽曲を時系列で聴くと、そのまま一人の男の物語になるし、聴く側も自己投影して、オノレの来し方行く末に思いを馳せるのかもしれない。


先日、「毎日口ずさんでしまう」と書いた「偶成」という曲ね、今一番好きな曲なんですけど、この曲がチューブに無くて残念と書きましたが、ダイジェスト版を見つけましたので貼っておきます。(オフィシャルのコンサレポにちょこっとあった)
でも、ブチブチに切れてて曲の良さは伝わんないんですよね……まぁ、雰囲気はちょっと伝わるかな?すっごい名曲だからちゃんと伝えたいんだけどなぁ。
こんな古い曲、ファンでもない人にその良さを伝えるのは大変だね。