「真田丸」


始まる前から期待大の大河「真田丸」でしたが、メチャクチャ面白いですね!
初回からグッと心を掴まれ、以降毎週すっごく楽しみにしてます。
さーすが三谷さん。巧いです!!!
わかりやすいし、テンポも絶妙だし、ドラマティックだし、なにより面白い。
シブサワ先生のCG画像、有働さんの解説もわかりやすい。


それにしても大泉の可愛らしさよ。
ウチはボクちゃんが「どうでしょう」フリークなので、大泉には見慣れすぎてるくらいなんですが、こうしてまともに演技をしているのを見ると、新鮮で、なんというかもう天性の可愛らしさが滲み出るのを感じますね。「チャーミング」というのは大泉のためにある言葉なんじゃないかと思うわ。
今回は冗談みたいに普段の大泉とのギャップが激しいゆえに、美味しい役なんですが……3回目の放送を見たくらいから気がついた。
「…あ、あれ??このドラマの大泉の役割って、どことなく「どうでしょう」的じゃない?」「やけにハマってる感じがあるよ?」みたいな雰囲気がチラホラと…
自分だけ何も知らされずに騙されるところや、嫡男でメインのはずなのになぜか振り回されるところ、重大な事柄をクジで決めさせられたり、いつもヒゲ(父ちゃんw)にいいように翻弄されてるとこまでも、なんだか激しく「どうでしょう」テイストではないかい?
と思ったら、ツイッタにこんなタグがあった!!!


真田丸どうでしょう



おもしれぇぇーーー*´∀`)´∀`)*´∀`)*´∀`)あはは
これこれ、そうだよねぇ。
感じるところはみな同じ、ってかw
三谷さんの壮大なコンセプトにはこんな意図まで含まれていたのか〜〜〜と思うともうワクワクが止まりません!楽しいーーー。


大泉のことばかり書きましたが、その他の出演者もすっごい面白い。
いちいち挙げていたらキリがないくらい、みなさん芸達者でグイグイ引き込まれます。
初回は去りゆく武田家の棟梁が悲しくて(平さんの演技が素晴らしかった!ドラマ史に残る勝頼公でしたよ)しんみりした部分も多かったのですが、次第にハッチャケ度が増してきて、4回目の今日などは丁々発止のコメディ風です。でもふざけて面白くしているわけじゃないから、楽しめるんですよ。
こういうところの塩梅が三谷さんの巧さですよねー。
草刈正雄のオヤジさんは言わずもがなですが、家康(ウチノさん)がすっごくイイです。めっちゃイカシたキャラです。家康公、すげぇキュート!!
今日の昌幸VS家康は見どころたっぷりでした。狸と狐の化かし合いみたいな胡散臭い二人が実にイイ。
女性陣も草笛婆さん、高畑母さん、木村姉ちゃんと素晴らしいラインナップ。
私は黒木華ちゃんが好きなので、梅ちゃんには最初から期待してたんですけど、思いのほか長澤まさみもイイ感じで、こちらも楽しみです。
そんな中を自由に駆け回る信繁(堺さん)が実に軽やかで、未来の物語を楽しみにさせる。
こんな楽しい大河、久しぶりだなぁ。
受信料払っててよかった、と久しぶりに思える今日この頃。
てか、信長のアウトが早っっ!!!ビックリ!!え!!もう終わり?!
ろくに姿も見えない駆け抜けぶりでしたはー。