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無駄の自覚

diary

ずっと前からほそぼそと続けてるアナログな委託仕事が来年からデジタル化され、新しいソフトを使いこなさなければならなくなりました。
その研修ってのを受けていたんだけど、今までのアナログ形式だと1秒かからずできることが、3秒かかる。「慣れればもっと早くできるようになる」というけれど、どう考えてもPCの物理的なアクションが3つも(アナログの3倍)あるからね。そんなものが延々と累積したら、いったいどんだけの時間が無駄になるんだか…
てか、それ以上にソフトがうまく使いこなせない。デジタル化とはいえ、ソフト自体は旧式で非常に面倒。労多くして効少ない感じの。
ソフトで描画して3次元のものにする(要するに書類作りだね)、ってのが私は昔からやたら苦手で、バランス一つ整えるのに膨大な時間がかかるのです。全然できない。
そんなわけで四苦八苦しながら、遅々たる歩みで新しい仕事を覚えようと格闘していたのですが…突然、何かがブチッと切れました。

「こんなこと覚えてる時間なんかアタシにゃもう無いぜ?全然無い。無駄だ。ムダムダ!もうやめる!やめてやるーー」
となった。
なんか、リアルに「人生を無駄にする」感覚がグワッと押し寄せてきた。すごい圧で。
もはや私にはこんなことをやってる時間は「絶対に」無いのだ。と、はっきりとわかった。
この「絶対に」という感覚をここまでリアルに、強烈に受け止めたことは、もしかして初めてかもしれない。
即刻、事務所に連絡して、「新しい仕事は受けられない」と伝えました。
その結果、残ったアナログな部分をこれからも任せてもらえるようで一安心しましたが…
それでイイなら最初からそう言ってくださいよ…(-_-;)。
すでにこの数日の一連の時間がえらいこと無駄。

 

時間の無駄なんて私には日常茶飯事で、それこそ無駄ばかりなんですが、自分で選択している無駄というのは危機感がすくないというか…これほどまで強烈に「こんなことやってちゃダメだ!」とは思わないんですよね。無駄な時間も無駄じゃないとどこかで思ってる。
てか、暇な時間がたっぷりないと、そもそも私は生きてる気がしないんだよ。
泣きたいくらい暇が好き。
スケジュール帳に予定が入ってると気が滅入るレベル。
でも、今回のことで「時間は有限だ」という感覚に震えたのは、私にとっては一つの覚醒でした。
考えたくない、見たくないと思っていたことだけど、私には残り時間が少なくなってきてるのだ、ということを、今までになく危機感を伴って感じることができました。
とりあえず、できないことをできないと伝えることができただけでも進歩だし!
今までの私だったら無理してでも頑張ってやってたもん。
誉められたくて。すごいと思われたくて。頼りになると思われたくて、上手くやれるように努力したはず。(獅子座のO型ですからね。おだてりゃいくらでも木に登るの)
他者にどう思われるかを気にして自分の時間と労力を捧げちゃうなんて、それこそ無駄なのに。
ようやく実感しました。
少しはオトナになったかな?今更だが。
もういい歳なので、これからはできるだけ「本当にやりたいこと」「できること」に絞って時間を使おう、と心に決めましたよ。


【今日の言葉】

今日出来ないようなら、明日もだめです。  
  ゲーテ