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バズリズム

Miyaji


バカリズムがMCをする音楽情報番組「バズリズム」のゲストでエレカシが出演したのを見ました。
ミヤジの破天荒伝説検証、みたいなトークだったんですが、エレカシ知らない人にもわかりやすく、きれいにまとまってましたね。
エピソードは知ってるモノばかりでしたが(あ、お茶屋さんでバイトしてた話は初耳でした。あの髪の毛ぐじゃぐじゃを飲食関連の仕事でやるのはやっぱダメだよねw)。
せいちゃんのベースをとって弾く、ってシーンのVは面白かった。
ミヤジがベースをキャッチすると、せいちゃんの後ろから別のベースがやってくる(けど、ミヤジがベースをせいちゃんに返すとまたそれを弾く)ってのが。
…ってこんな風に書いても意味わかんないですね。
要するにミヤジが甘やかされてる、ってことですwミヤジが自由に感性のままに動けるように、メンバーやスタッフが一丸となってサポートしてるのがいいなぁ、と。
「メンバーが甘やかすから勘違いしちゃう」と本人も言ってましたが、やはりバンドのメンバーがミヤジの精神的支柱になってるんだなぁとあらためて感じて微笑ましかったです。
「父性」って言葉を使ってましたね。メンバーたちが「父性」を持ってる人たちなので、自分はそこに甘えている、と。
いいねぇ。素晴らしいね。
ミヤジは天才だけど、それを守り育ててきたのはいしくん、せいちゃん、とみの3人だとしみじみ感じました。バンドがバンドである意味を最大限に生かしてるバンドだなぁ、と。


ああ見えてミヤジって破天荒な人ではないですよね。
どこへ飛んでっちゃうのかわからないような奔放なタイプじゃない。
放っておけばどんどん内側に入り込んでっちゃう職人さんみたいな細かなこだわりを持った人だと思う。だからきっと気難しいし、ハードルも高いし、ドツボに入ったら中々出てこられないだろうし。
でもミヤジが曲作らなかったら全員食べていけないわけで、そこはもうだから、ある種の受け皿というか、受け止める壁というかクッションというか、そういうのが必要で、メンバーはそこに徹する、みたいなね。
たぶん自然にできあがったであろうそういうある種必然的な合理性のようなものを感じます。
いしくんやとみの方がホントはよほどロックっぽい(破天荒なw)キャラな気がするけど、だからこそあえてそこは大人になって、ミヤジの好きなようにさせてやってる、っていうか。そういうのを感じます。
あくまでもイメージですけどね。違うかもだけどw 


ちょっと思ったのは、こうしてTVでミヤジのキャラいじるのって、面白いのだけど、ふと気づくとべつに私にとってはどうでもいいことだなぁ、と。
あれはあれで好きなんですが、まぁ、些末だよね。
こういうこと言うと語弊があるけど、私が一番好きなエレカシは、CDの中にいるエレカシなんですよ(いや、配信でもいいんだけど、要するに正規の音源ね)。
TVでもないし、ライブでもないし、雑誌のグラビアでもなければインタビューでもなく、ミヤジの顔でもトークでもなく、そういうの全部引き換えにしても、CDに録音されたキレイな音のエレカシをずっと聴いていたいのです。
しかもその音源は、「私の生活」の中で響いているものであって欲しい。
すごくパーソナルな、ミニマムな場所で、個人的な影響を受ける範疇で聴いていたいのです。
私にとって”すでに愛してやまない音楽”は、「そっちのもの」ではなくて「こっちのもの」なんです。
このところ立て続けにTVに出るのを見ていて、自分はそういうファンなのだと、ちょっと気づきました。


ライブは行きたい(というか、行ってみたい。一度だけでも)けど、そこで自分がどう思うかはちょっとした賭けです。
私が昔からクラシック以外のライブが嫌いなのは、他の人たちと共有して音楽を聴くのが好きじゃないから、ってのもありますが、ライブだとCDみたいにキレイに歌ってくれないから、ってのも大きいのです。
ミヤジはライブだとかなりがなるし、音を外したりもする。楽曲の音域が広い曲が多いから声が擦れてうまく出ないというケースも多々ある。
バンドのファンはそれでも、情熱とか臨場感を感じて、一体となって感動するのかもしれないけど、多分私はそれ、ドッチラケになる気がしないでもない(汗)。
好きな曲をヘタに歌われたりなんかしたら、きっと腹が立つ(爆)。
クラシックの演奏には「ブーイング」が許されてあるのに、ロックやポップスではほぼないでしょ?
それは「音楽そのもの」のファンよりも、そのバンドなりアーティスト自体のファンが集まるから、なのかなぁとも思う。
そういう聴き方を、私はできるのだろうか?と不安になる。
私はエレカシの曲が好き(それはもう、日に何時間も聴くくらい大好き)だけど、もしかしたらバンドのファンでさえないのかもしれないという不安は、時々頭をかすめます。
ライブのDVDも買おうかなぁと思いつつ、なんとなく踏み切れないのもそこですね。
チューブで見てるだけでもガッカリしちゃうこともあるから。
MVだったらそういう心配がないからいい。正規の音源に映像までついてるし。MVはだから一番好きかもw


でもね、エレカシのライブってもしかして(キレイな音源が好きだという私の感覚とは)別の魅力もありそうだ、というのがひっかかるところなんですよ。
ファンの人たちの言動を聞いてるとね、そう感じることが多々ある。ファンの皆さんの野音にかける情熱は半端じゃない。月まで味方するというw
そこが気になる。なにかある?のか?と。
あとね、決定的なのが「歴史前夜」の存在ね。あれは明らかにCD音源の「歴史」よりイイ!!最高の音楽だった。あれはライブでないと聴けなかった。
そういうこともある。
私は自分の信念(?)として、基本的にライブ見なきゃ始まらない音楽なんて無い、って思ってる。
だって、それじゃCD出す意味は?ってことになるでしょ。地方住みや動きの取れない境遇の人はいつもホンモノを聴けない負け組、ってことになる。
それは違う(というか、そういう選民志向はイヤだな)、と私は思ってる。
ミュージシャンであるならば最大で最高なものを音源として出すべきだと信じてるし、もしそこに魂が込められないならそれまでだと。
「ライブが最高?腹の括れてないヤツが勝手にほざいてろや」ってどっかで思ってる。私なりの反骨精神だ。こう思う人間、私の他に見たことないけどw
でも、こんなことを思いながらも、とりあえず今はエレカシのライブ行ってみたいと、思っているのです(汗)。
まだファンになりたてなので、私の中でもわからないことや矛盾がたくさんある。言ってること滅茶苦茶だけど…こういう混沌とした感じも愉しくて、悪くないです。
わかりきったことばかりじゃない、ってのがなんかイイw